レアル・マドリーが今週末のマドリード・ダービーに向けて不安要素を抱えることになった。 マドリーは24日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたラ・リーガ第7節でアラベスと対戦し、3-2の勝利を収めた。 前後半の開始直後にDFルーカス・バスケ…

レアル・マドリーが今週末のマドリード・ダービーに向けて不安要素を抱えることになった。

マドリーは24日、サンティアゴ・ベルナベウで行われたラ・リーガ第7節でアラベスと対戦し、3-2の勝利を収めた。

前後半の開始直後にDFルーカス・バスケス、FWロドリゴ・ゴエスが電光石火のゴールを挙げるなど効率よく得点を重ねたチームは、メンバーを落とした後半終盤の連続失点で冷や汗をかいたものの、3-2の勝利でラ・リーガ4連勝を達成。今週末に敵地で行われるアトレティコ・マドリー戦へ弾みを付けた。

しかし、同試合後には絶好調の新エースストライカーのコンディションに関する懸念が発覚した。

この試合でスタメン出場したFWキリアン・ムバッペは前半終盤の40分にMFジュード・ベリンガムとの見事な連携からチーム2点目を記録し、公式戦5試合連続ゴールを達成。以降も軽快な動きをみせ、80分にMFアルダ・ギュレルとの交代でピッチを後にしていた。

交代時間と3点差の試合展開ということもあり、この交代は単にエースを休ませるためのものだと思われたが、試合後の会見においてカルロ・アンチェロッティ監督は、ムバッペ自ら交代を求めていたことを明らかにした。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。

「彼は元気だ。ただ少し疲れていたので、彼は予防措置として交代するように頼んできた」

なお、ムバッペは左太ももの不快感を訴えており、単なる筋疲労あるいは軽度のトラブルを負った可能性があるという。

そのため、試合翌日に実施されるメディカルチェックで状態を確認し、ダービーに出場可能か否かを判断することになる。