【明治安田J1リーグ】アルビレックス新潟 2-3 ヴィッセル神戸(日本時間9月22日/デンカビッグスワンスタジアム)  まるで世界最高のMFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)を彷彿とさせる見事なキックだった。アルビレックス新潟…

【明治安田J1リーグ】アルビレックス新潟 2-3 ヴィッセル神戸(日本時間9月22日/デンカビッグスワンスタジアム)

 まるで世界最高のMFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)を彷彿とさせる見事なキックだった。アルビレックス新潟のDF橋本健人が、ヴィッセル神戸戦で左サイドからスルーパスを通してMF小野裕二のゴールをアシスト。ファンからは「クソえぐいアシストするやん」「バケモンすぎる!」など絶賛の声が出ている。

【映像】まるでデ・ブライネ! スーパーアシストの瞬間

 3連戦の3試合目で新潟は、台風10号の影響で延期された第29節・名古屋戦から中3日でヴィッセル神戸との試合に挑んだ。

 注目のシーンが生まれたのは、1-1で迎えた36分だった。自陣でボールを持った新潟のMF宮本英治が、神戸FW大迫勇也のプレスを振り切り左サイドへ展開。敵陣でこのボールを受けた橋本は、見事なトラップで持ち出すと、ゴール前へグラウンダーのアーリークロスを供給した。

 守る神戸は4バックが綺麗に揃っていたが、橋本が蹴ったボールはCBの山川哲史の股を通ると、後方のトゥーレルも追いつけない。縦に走り込んだ小野は、ダイレクトシュートでゴールへと流し込んだ。

 小野のシュートも素晴らしかったが、サッカーファンがより注目したのは橋本のパス。SNSでは「スーパーアシスト!」「アシストすげぇわ」「天才だよ」「震えるな」「橋本クソえぐいアシストするやん」「橋本健人がバケモンすぎる!」「デ・ブライネしかできないものだと思ってた」「芸術でした」「キラーパスが多すぎる」など絶賛の嵐となった。

 新潟はこのゴールで2-1とリードしたが、73分と後半アディショナルタイムに失点。土壇場で神戸に逆転負けを喫してしまった。とはいえ、昨季王者を相手に一時はリードするなど手応えも見せた。素晴らしいアシストを見せた橋本をはじめ、好調のFW長倉幹樹、リーダーシップを発揮した小野など、個性的な選手も少なくない新潟から今後も目が離せない。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)