【ラ・リーガ】バリャドリード0-0ソシエダ(日本時間9月21日/ホセ・ソリージャ) 【映像】ライン際に寄せられながらの完璧ロングスルーパス  久保建英がワールドクラスのパスセンスを披露した。自陣でボールを拾うとピンポイントのロングスルーパス…

【ラ・リーガ】バリャドリード0-0ソシエダ(日本時間9月21日/ホセ・ソリージャ)

【映像】ライン際に寄せられながらの完璧ロングスルーパス

 久保建英がワールドクラスのパスセンスを披露した。自陣でボールを拾うとピンポイントのロングスルーパスを供給し、得点確実のチャンスを演出した。これにはファンから「神スルーパス」と絶賛の声が挙がっている。

 注目のシーンは28分、久保が完璧すぎるスルーパスで決定機を演出した。相手CKのこぼれ球を自陣ボックスすぐ外で反応した日本代表MFは、浮き玉を頭でコントロールし、左サイドのタッチライン際に流れると、2タッチ目で完璧なスルーパスを供給した。

 相手2人に寄せられてクリアでもおかしくない難しい場面だったが、久保は持ち前の広い視野から前線へスルーパス。FWシェラルド・ベッカーの裏抜けにピンポイントで合わせることに成功した。ベッカーは完全にフリーの状態でGKと1対1を迎えるも、ギリギリのタイミングでバリャドリード所属MFアマラーに阻まれ、得点には至らなかった。

 このプレーに対してファンは「神スルーパス」「苦し紛れに出してるんじゃなくてちゃんと手前で首振ってベッカーの位置確認してるんよな」などと久保のプレーを称賛する一方で、「なんで決めへんねん…」「周りのレベルが久保についてけない」と決定力不足のチーム状況に不満を感じている様子だった。

 スタッツサイト『Sofascore』によると、この試合でソシエダはビッグチャンス3回を作り、ゴール期待値1.49点を記録。しかし、1点も決めることができず試合は0-0のスコアレスドローで終了。勝ち切れない試合展開の中で久保は7.1点を記録するなど、攻守で高いパフォーマンスを披露した。

(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)