オーストラリアサッカー連盟(FFA)は23日、トニー・ポポヴィッチ氏(51)がオーストラリア代表の新監督に就任すると発表した。 オーストラリアは同国のA代表史上最も長く指揮を執った指揮官、グラハム・アーノルド監督が20日に辞任。2026年…

オーストラリアサッカー連盟(FFA)は23日、トニー・ポポヴィッチ氏(51)がオーストラリア代表の新監督に就任すると発表した。

オーストラリアは同国のA代表史上最も長く指揮を執った指揮官、グラハム・アーノルド監督が20日に辞任。2026年北中米W杯アジア最終予選で2試合未勝利ノーゴールと、チームが苦しんでいる中での電撃辞任だった。

10月には最終予選第4節・日本戦(A)も含めた2試合が予定される中、後任探しが急務に。そんな中で、オーストラリア人であるポポヴィッチ氏が任命される形となった。

ポポヴィッチ氏は現役時代にセンターバックとして活躍しており、サンフレッチェ広島でもプレー。その後はクリスタル・パレスやカタールのアル・アラビでのプレーを経て、2008年にシドニーFCで現役を引退した。

シドニーFCのアシスタントコーチに就任し指導者キャリアをスタートさせたポポヴィッチ氏は、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズで2014年にAFCチャンピオンズリーグ優勝を経験。その後はトルコやギリシャでも指揮を執り、2024年6月まではメルボルン・ビクトリーの監督を務めていた。