23日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節のレイラック滋賀vsブリオベッカ浦安が行われ、ホームの滋賀が3-0と快勝。希望を繋いだ。 暫定8位のレイラック滋賀は、昨オフ大型補強の反動でチーム構築に時間を要したか、前半戦からうだつの上が…

23日、日本フットボールリーグ(JFL)第21節のレイラック滋賀vsブリオベッカ浦安が行われ、ホームの滋賀が3-0と快勝。希望を繋いだ。

暫定8位のレイラック滋賀は、昨オフ大型補強の反動でチーム構築に時間を要したか、前半戦からうだつの上がらない戦いが続き、監督交代も経ていよいよ瀬戸際。現状「2位以内(※)」の確保も難しくなっていると言わざるを得ない。

(※)J3入会へ成績面での最低ライン。2025シーズンJ3クラブライセンスの取得を前提とした場合、優勝なら自動昇格、2位なら入替戦へ

前節はクリアソン新宿に敗れたなか、今節ホームでブリオベッカ浦安と。もはや勝ち点「3」以外は負けに等しいなか39分、中央突破で浦安を綺麗に崩し、最後はMF五十嵐理人。GKをかわして先制点となる右足シュートを流し込む。

続けて43分、浦安最終ラインのDF藤森隆汰に、元浦安のFW菊島卓がプレッシャーをかけてボール奪取。最後は初先発の大卒ルーキーFW奥田陽琉がGKとの一対一を制して追加点に。“後半型”の滋賀が前半で2点リードとする。

ゲームテンポが上がった後半も63分、左CKのこぼれを拾ったMF海口彦太がボックス外から右足ミドルをズドン。浦安の反撃をファウルで止めるシーンが多かったのは気がかりだが、それだけ球際の意識も強かったということか。

何はともあれ、滋賀は2位以内確保へ意地の3-0快勝。比較的苦手としている印象のvs関東勢で勝ち点「3」を積み上げ、次節はアウェイでヴェルスパ大分と。滋賀とV大分…敗れたほうはおそらく、J3昇格争いから脱落する。

レイラック滋賀 3-0 ブリオベッカ浦安

【滋賀】

五十嵐理人(前39)

奥田陽琉(前43)

海口彦太(後18)

◆第21節

9月23日(月・祝)

レイラック滋賀 3-0 ブリオベッカ浦安

アトレチコ鈴鹿 [15:00] 横河武蔵野FC

9月21日(土)

FCティアモ枚方 0-0 クリアソン新宿

ミネベアミツミFC 0-1 高知ユナイテッドSC

Honda FC 3-0 ヴィアティン三重

栃木シティ 3-0 FCマルヤス岡崎

9月22日(日)

ソニー仙台FC 1-2 ラインメール青森

ヴェルスパ大分 2-2 沖縄SV

◆暫定順位表

1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20

2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15

3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9

4位 Honda FC | 勝ち点33 | +8

5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2

6位 レイラック滋賀 | 勝ち点32 | +12

7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2

8位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点30 | +3

9位 FCティアモ枚方 | 勝ち点28 | -2

10位 沖縄SV | 勝ち点27 | +1

11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点25 | +3

12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点22 | -6

13位 ソニー仙台FC | 勝ち点22 | -7

14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -22

15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点15 | -19

16位 横河武蔵野FC | 勝ち点14 | -19