「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が22日、カルッツかわさきにて行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。3ー2で勝利した。 開幕3試合連続でシングルス、ダブルスの2点起用されたのが張本美和。ホームでの連戦となった…

「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」が22日、カルッツかわさきにて行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。3ー2で勝利した。

開幕3試合連続でシングルス、ダブルスの2点起用されたのが張本美和。ホームでの連戦となった2試合目を振り返っている。

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■ダブルスで今季初黒星もシングルスでリベンジ

張本美は長﨑美柚と組んだダブルスでは笹尾明日香、麻生麗名相手には立ち上がり主導権を握られ、第2ゲームはものにしたものの第3ゲームを落とし、1-2で敗戦した。しかし、3番手のシングルスでは切り替えを見せて、森さくらとの打ち合いをものにしてチームの連勝につなげた。

試合後に張本美は、「今日のダブルスは第1ゲームで自分のミスが多かったという印象」と自らのプレーに言及し、「自分らしくいいプレーというのがあまりできなかったので、ダブルスは悔しい部分だった」と反省の弁を述べた。

それでも、昨季リーグ戦で敗れていた森相手の勝利には、「昨シーズンはWTTの大会から帰ってきてすぐだったので、あまり考えなかった。今日準備をして、第2ゲームも11-10で最後の1本を取ることができて、1、2ゲーム目は特に粘りながら自分のプレーをすることができて良かったです」と安堵の様子だった。

パリ五輪を経験し、国際大会でも中国勢を破るなど力をつける16歳は開幕から2点起用が続いており、指揮官の中澤鋭監督も「(彼女の)力の面もありますし、オーダーに合わせてダブルスに出たほうがいいと(考えた)」と開幕からのフル回転について言及した。

張本美自身も「今日はダブルスがとれなくてすごく悔しいですし、期待に応えることができなかった」と反省しつつも、「本当にたくさんの経験をさせていただいてるんだなというのは自分自身感じますし、負けてしまった試合もあるんですが、必ず今後の成長に活かせるように毎試合毎試合を大事にして、チームの勝利につなげられるようにしたい」と主力としての責任感を口にした。

試合はビクトリーマッチの末に日本生命を下してKA神奈川が開幕3連勝。ホームの大観衆の前で16歳が躍動した。

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