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 9月22日、バスケットボールの全国トップクラスの高校が参戦する『U18日清食品トップリーグ2024』女子の2試合が東洋大学赤羽キャンパスHELSPO HUB-3アリーナで行われた。

 第1試合は、インターハイ3連覇を果たした京都精華学園高校と京都両洋高校が対戦。京都府対決となった一戦は、立ち上がりに京都両洋がリードを奪うも、“女王”京都精華学園はゴール下で存在感を示したユサフ ボランレ アイシャット、長距離砲を決めた橋本芽依、1年生の満生小珀らを中心にスコアを重ね一進一退の攻防に。京都精華学園は第3クォーター後半にリバウンド争いで優勢に立ちリードを拡大。第4クォーターも猛追を振り切り最終スコア69-67で制した。

 京都精華はターンオーバー20本を数えたが、ユサフが22得点19リバウンド3ブロックでダブルダブル、林咲良と橋本芽依も2桁10得点を挙げ、満生は8得点6リバウンド3アシスト、石渡セリーナは10リバウンド4アシストを記録。杉山心月、ヴィクトリア ウビ オコイらスターター4選手が2桁得点をマークした京都両洋に競り勝ち、今大会2連勝を飾った。

 第2試合は、桜花学園高校(愛知県)と慶誠高校(熊本県)が激突。桜花学園は立ち上がりこそ追いかける展開だったが、阿部心愛、白石弥桜らがスコアを伸ばしリード。第2クォーターには1年生ガードの竹内みやがスピード感あふれるプレーを見せるなどリードをキープした。6点差で突入した後半も慶誠が追い上げては桜花学園が突き放す展開が続き、迎えた最終第4クォーターに26-9と桜花学園が圧倒。最終スコア89-62で制した桜花学園は2連勝で今大会3勝1敗とした。

 白星をつかんだ桜花学園は、阿部がゲームハイの25得点、白石が23得点をマークしたほか、三國ソフィアエブスは11得点11アシスト3スティールでダブルダブルを記録。ベンチスタートだったイシボ ディバインも17得点9リバウンドと存在感を示した。慶誠は24得点16リバウンドを挙げたロー ジョバらスターター4選手が2桁得点を挙げ食らいついたが、試合終盤に突き放された。

 9月22日に行われた女子の試合結果と順位表は以下の通り。

■9月22日の試合結果


<女子第1試合>

京都両洋 67-69 京都精華学園

両洋|18|16|15|18|=67

精華|17|20|21|11|=69

<女子第2試合>

慶誠 62-89 桜花学園

慶誠|14|21|18| 9|=62

桜花|25|16|22|26|=89

■9月22日終了時点の順位表


1位 勝点7 桜花学園(3勝1敗)

2位 勝点6 大阪薫英(2勝2敗)

3位 勝点5 京都両洋(1勝3敗)

4位 勝点4 京都精華学園(2勝0敗)

5位 勝点3 昭和学院(1勝1敗)

6位 勝点3 慶誠(1勝1敗)

7位 勝点3 東海大福岡(0勝3敗)

8位 勝点2 岐阜女子(1勝0敗)