プロテニスプレイヤーの伊達公子(エステティックTBC)が9月11日に開幕するジャパンウイメンズオープンを最後に引退する。彼女の姿を見てきた日本のトップアスリートたちがメッセージを送っている。伊達は8月28日、自身のブログで「『そう遠くない日…
プロテニスプレイヤーの伊達公子(エステティックTBC)が9月11日に開幕するジャパンウイメンズオープンを最後に引退する。彼女の姿を見てきた日本のトップアスリートたちがメッセージを送っている。
伊達は8月28日、自身のブログで「『そう遠くない日』と言っていた日がとうとう訪れました。伊達公子、再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」と発表。1996年に最初の引退をして2008年に現役復帰を果たしているため、二度目の引退となる。
伊達にメッセージを送っているのは、伊達と同じアディダス契約アスリートたちだ。#伊達公子が好きだのハッシュタグが添えられている。
●香川真司(サッカー日本代表/ボルシア・ドルトムント)
その勇姿が、教えてくれた。
年齢はハンデじゃない。経験というアドバンテージなんだ、と。
●中村俊輔(元サッカー日本代表/ジュビロ磐田)
勝利への探求心。飽くなき向上心。
フィールドは違えど、同じアスリートとして尊敬を覚えます。
●野中生萌(スポーツクライミング日本代表/東京都山岳連盟)
アスリートとしても。女性としても。 私にとって伊達選手は、夢と希望そのもの。
●エディー・ジョーンズ(元ラグビー日本代表ヘッドコーチ/現ラグビーイングランド代表ヘッドコーチ)
日本代表チームを指導していた頃、よく彼女の話をしたんだ。「伊達選手を見習って自己鍛錬を怠るな」ってね。
●福士加代子(リオデジャネイロ五輪女子マラソン日本代表/ワコール女子陸上競技部)
才能を生かすための努力。自分との勝負。テニスに立ち向かう姿勢。
これからも、パイオニアとして、伊達さんにしかできない道を切り開いてほしいです。
●井岡一翔(ボクシングWBAフライ級王者/井岡ボクシングジム)
伊達選手から学んだこと。
挑戦し続けるには、心を柔軟にしておかなければならないということ。
●五郎丸歩(元ラグビー日本代表/ヤマハ発動機ジュビロ)
テニスを好きになるのに11年かかった、とお聞きしました。
私も、ラグビーをもっと好きだと思える日を追い求めたいと思います。
●槙野智章(サッカー日本代表/浦和レッドダイヤモンズ)
国籍、性別、年齢。すべてにおいてパイオニアであった伊達選手。
次のステージでも、どんな道を切り拓いていかれるのか楽しみにしています。
●山田哲人(プロ野球/東京ヤクルトスワローズ)
モチベーションを保ち続けることがプロの仕事ならば、伊達選手は、まさに超一流のプロフェッショナル。
伊達は9月7日15時より現役引退発表会見を行う。