大谷が通算219号でアジアのトップに立った(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間9月17日(日本…

大谷が通算219号でアジアのトップに立った(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間9月17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」でスタメン出場し、5試合ぶりとなる48号2ランを右翼2階席へと運んだ。

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 打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、飛距離402フィート(約122.5メートル)、角度32度の豪快な一発にスタンドは騒然。大谷も打った瞬間に本塁打を確信し、ベースを一周した。

 大谷はこの一発でメジャー通算219本塁打に到達。韓国出身でレンジャーズなどで活躍した秋信守(チュ・シンス)を抜いて、アジア勢の中でトップに立った。

 韓国メディアもこれに反応し、日刊紙『朝鮮日報』のWEBサイトでは「ドジャースのショウヘイ・オオタニが50-50の大記録に向かって一歩近づいた。この日彼は、最多ホームラン数でアジア選手の中で主人公になった」と紹介した。

 秋信守はレンジャーズやレッズなどでプレーし、メジャー16年間で通算218本塁打をマークしてきた。2021年からは韓国球界に復帰。KBOのSSGに移籍して今季限りで現役引退を決めている。

 大谷は秋信守の記録を7年目で破ると、メジャーのDHシーズン最多本塁打記録も更新した。球団の年間本塁打記録では2位のエイドリアン・ベルトレ氏(2004年)にも並び、あと1本で1位のショーン・グリーン氏が持つ49本にも並ぶ。

 前人未到の「50‐50」へと突き進んでいる大谷。残り11試合で2本塁打・2盗塁。偉業の2文字を確実に捉えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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