浅野のひたむきなプレーが注目されている(C)産経新聞社 首位巨人は残り12試合、18日は本拠地にDeNAを迎えて戦う。 先発は中4日で登板するフォスター・グリフィン。直近は4戦連続クォリティスタートと安定感抜群の助っ人左腕が強打のD…

浅野のひたむきなプレーが注目されている(C)産経新聞社

 首位巨人は残り12試合、18日は本拠地にDeNAを迎えて戦う。

 先発は中4日で登板するフォスター・グリフィン。直近は4戦連続クォリティスタートと安定感抜群の助っ人左腕が強打のDeNA打線をどう封じ込めるか、注目となる。

【動画】浅野が15日の試合で先制の二塁適時打をマークしたシーン

 また打線では19歳の若武者、浅野翔吾にも期待が高まる。8月下旬に一軍昇格後は阪神戦でグランドスラムを放つなど頭角を現した。9月に入り一時は調子を落としていたが、ここにきて再び盛り返している。

 現在25試合連続スタメン出場中、阿部慎之助監督も期待をかけるヤングジャイアンツは側面からもチームを盛り上げている。

 16日は試合前円陣の声出しを担当。敬老の日にちなんで「勝って、早くけいろう(帰ろう)!」と渾身の親父ギャグを繰り出し、ナインを爆笑させた。

 明るいムードのまま、ゲームに突入すると、すぐさま主砲の岡本和真が初回二死一塁に先制の24号2ランを放つなど、チームを上昇気流に乗せた。

 その声出しでは浅野自ら、「勝利の男神」を名乗った。

 「6番・右翼」で先発出場した15日の中日戦(東京ドーム)では初回に左中間フェンス直撃の適時二塁打をマーク。チームの連敗を2で止める貢献を果たした。

 声出しも担当した翌16日のゲームではプロ初の5番に入り、2点リードの6回無死一塁では三塁線にプロ初犠打を決め、チャンスメイクに貢献すると、7回には右翼線二塁打も放って存在感を示した。

 しびれる優勝争いの中、25戦連続スタメン出場は首脳陣の期待の現れ。将来の中軸に成長を願うからこそ、様々な場面を経験させている。

 最近の浅野のめざましい活躍には「勝利の男神、期待しているよ!」「楽しみしかない」「愛されキャラだね」とSNS上でもファンの間から人気が高まっている。

 18日の試合で引き分け以上なら、いよいよ優勝マジックが点灯する。プロ2年目、19歳には怖いものなどない。がむしゃらプレーで勝ち星を奪いにいく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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