9月18日、B2西地区の熊本ヴォルターズは、磯野寛晃を同日付でインジュアリーリスト(IL)から抹消した。  現在26歳の磯野…

 9月18日、B2西地区の熊本ヴォルターズは、磯野寛晃を同日付でインジュアリーリスト(IL)から抹消した。

 現在26歳の磯野は、186センチ84キロのシューティングガード兼スモールフォワード。日本体育大学在学中の2019-20シーズンに、越谷アルファーズの特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、練習生期間を経て2020-21シーズンから熊本に加入。2022-23シーズンに自己最多となるリーグ戦58試合に出場し、1試合平均6.0得点3.3リバウンド2.3アシストを記録したが、昨シーズンは開幕前のプレシーズンマッチで「右足関節距骨下関節脱臼骨折」の大怪我を負い全休していた。

 今年6月に新シーズンの契約継続が発表された際には、「昨シーズン1度もユニフォームを着てコートに立つ事ができず、VoltersRedの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱい」と思いを吐露しつつ、「練習生のシーズンから数えて熊本で5年目になりました。今シーズンはコートの外から見ていて感じた事を、自らが先頭に立ち体現していかなければならないと感じています。目標に向かうプロセスや準備を何よりも大切にしていきます」ともコメント。

 長い治療とリハビリを乗り越えた磯野が、2シーズンぶりにコートに帰ってくる。