絶賛成長中の18歳アタッカー、FC今治のMF横山夢樹が、J3リーグの月間ヤングプレーヤー賞を2か月連続で受賞し、そのプレー動画に注目が集まった。  横山は2005年9月23日生まれ。元プロサッカー選手の博敏氏を父に持ち、兄は今夏にサガン鳥…

 絶賛成長中の18歳アタッカー、FC今治のMF横山夢樹が、J3リーグの月間ヤングプレーヤー賞を2か月連続で受賞し、そのプレー動画に注目が集まった。

 横山は2005年9月23日生まれ。元プロサッカー選手の博敏氏を父に持ち、兄は今夏にサガン鳥栖からバーミンガム・シティに移籍した歩夢というサッカー一家育ち。今季が帝京高校から加入1年目ながら、兄譲りのスピードと突破力を武器に6月からレギュラーに定着し、ここまでリーグ戦24試合(スタメン15試合)に出場して6ゴールをマークしている。

 その中で7月にリーグ戦3試合で2得点を記録してJ3の月間ヤングプレイヤー賞を受賞すると、8月はさらにプレーの精度と力強さをアップさせ、3試合で2得点1アシストをマーク。2か月連続で同賞を受賞した。

 そのパフォーマンスに対して、「今治の躍動に大きく貢献している選手。最近は、自信と風格も見える」(足立修委員長)、「2ゴール1アシスト。さらに自信をつけた印象」(平畠啓史委員)、「ボールを持つとみんながワクワクする選手。ドリブルからのアシスト・PK獲得・得点。プラスでクロスからのゴールと幅がどんどん増えている」(橋本英郎委員)とJリーグ選考委員の面々からの絶賛のコメントが寄せられた。

■「兄ちゃんも速いけど、この子も大概速いよね」

 この横山の8月の2得点1アシストのプレー動画をJリーグ公式エックス(旧ツイッター)が公開すると、ファンからは次のようなコメントが寄せられた。

「横山歩夢とプレー似すぎ!」
「兄貴以上に強引な決定力あるなコレ!ほっしぃ!」
「争奪戦になりそう」
「兄ちゃんも速いけど、この子も大概速いよね オンザボールで運べるしATでもグイングイン行くし」
「ふむふむ…なるほど…。J1経由ですぐ海外行きそう。」

 横山夢樹がレギュラーに定着した6月以降、今治は10勝3分け1敗で、12戦負けなしを継続中。順位も大宮アルディージャに次いでJ2自動昇格圏内の2位になっている。チームとともにJ2昇格を果たすか、それとも個人昇格か、あるいはJ1クラブ、さらには一気に海外に渡っても不思議ではない勢いだ。

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