【MLB】ブレーブス 0-9 ドジャース(9月16日・日本時間17日/アトランタ)   ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」でブレーブス戦に先発出場。1点リードで迎えた5回表に異次元の足の速さから打点をもぎ取った。本来ならダブルプレーとなる…

【MLB】ブレーブス 0-9 ドジャース(9月16日・日本時間17日/アトランタ)

  ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」でブレーブス戦に先発出場。1点リードで迎えた5回表に異次元の足の速さから打点をもぎ取った。本来ならダブルプレーとなる当たりだったが、大谷は楽々とセーフとなり、「普通ならゲッツーだろw」「足が速いってw」とファンも驚きを隠せなかった。

【映像】大谷翔平、「異次元スピード」でセーフの瞬間

 第1打席は見逃し三振、第2打席は四球で迎えた5回表の第3打席。先頭のエドマンが二塁打を放つと、続くロハスがライト前へタイムリーを放ちドジャースが2点目を挙げた。8番マンシーが死球、9番ヘルナンデスがライトフライでロハスがタッチアップ、1死一、三塁で大谷に第3打席が回ってきた。

 ブレーブスのフリード投手が投じた初球を流し打ちすると打球はショートへ。すぐさまキャッチしたブレーブスの遊撃手アルシアはセカンドのメリーフィールドへ送球する。すぐさま一塁へ投げてダブルプレーを狙うも、大谷は爆速スピードで一塁まで駆け抜けてセーフ。その間に三塁ランナーのロハスがホームインし、チームに3点目をもたらした。

 通常ならゲッツーでもおかしくない打球ながらセーフになったシーンを見て野球ファンは驚愕。「足が速いってw」「大谷さん速いなー」「全力疾走谷」「大谷がゲッツー打つのあまり見ないよな」「普通ならゲッツーだろw」「楽々セーフ」などの声が上がった。

 この一打で今シーズン107打点目を挙げた大谷は、さらにもう1打点を加えて108打点に。日本人メジャーのシーズン打点記録(2003年松井秀喜・ヤンキース)まで残り「8」に迫っている。前人未到の50-50とともに注目される記録である。

 ちなみに、塁上の大谷は次打者ベッツの3球目にスタートを切ったが、ベッツがファールで盗塁は成立しなかった。

 この日の大谷は3打数無安打、1四球、2打点で本塁打と盗塁はなし。前人未到の『50本塁打・50盗塁』に向けて足踏みとなった。なお、試合はドジャースが9-0でブレーブスに大勝し、優勝マジックを9としている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)