西岡良仁、第2セット0-4のピンチを跳ねのけてストレート勝ちで日本を勝利に導く 9月15日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)で2勝1敗とし…
西岡良仁、第2セット0-4のピンチを跳ねのけてストレート勝ちで日本を勝利に導く
9月15日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)で2勝1敗とした日本は、第4試合で西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)が登場。ニコラス・メヒア(同237位)を7-5、6-4で下して3勝目を挙げ、日本が来年行われるファイナル予選に進んだ。
【画像】エース・西岡良仁が試合を決めて日本がファイナル予選へ!9月15日の日本代表フォトギャラリー
今年2月、ワールドグループ1部残留をかけたプレーオフでレバノンに3勝1敗で勝利した日本は、3年ぶりのファイナル予選出場へコロンビアと対戦。
コロンビアには2013年と2015年に対戦し勝利している日本は、14日に行われたシングルス2試合でレバノン戦でエースとして勝利に貢献した西岡と、8年ぶりのデビスカップとなった錦織が勝利を挙げて2勝。先に王手をかけた。
だが、15日のダブルスでは錦織に代わって望月慎太郎(木下グループ)が綿貫陽介(SBCメディカルグループ)とペアを組んで出場。一気に勝負を決めたい日本は、第1セットを7-6(4)で奪ったものの、第2セット以降ではコロンビアペアが要所を締めて2-6、3-6とセットを連取し、日本ペアは逆転で敗れた。
コロンビアに流れが行く中、登場したのはエースとしてプレーし、「デビスカップにかける思い、責任感が大きくなっている」という西岡。第1セットでは、14日の錦織戦で敗れたものの粘り強いプレーを披露したメヒアから、なかなかリードを奪えずにいた。それでもセット終盤でブレークして大事な第1セットを7-5で取りきった。
勢いを保ちたい西岡に対して、メヒアも第2セットで反撃。強烈なストロークを武器に4ゲームを奪う。それでもフィジカルに問題のあるメヒアをロングラリーで追い込んで、簡単にあきらめない西岡。勝負所を抑えて、一気に6ゲームを奪い返して6-4とストレート勝ちを収めた。
これにより日本が3勝を挙げて、来年開催されるファイナル予選進出を決めた。
<対戦カード>
第1日(9月14日)
第1試合(14時開始):○西岡良仁 6-2 6-4 ●A.ソリアノ・バレラ
第2試合:○錦織圭 6-4 6-4 ●N.メヒア
第2日(9月15日)
第3試合(13時開始):●望月慎太郎/綿貫陽介 7-6(4) 2-6 3-6 ○N.バリエントス/C.ロドリゲス
第4試合:○西岡 7-5 6-4 ●メヒア
※ルールにより第2日は、試合数ならびに試合形式が変更となる場合あり
<日本>
西岡良仁(ミキハウス/単:54位、複:541位)
ダニエル太郎(エイブル/単:92位、複:861位)
望月慎太郎(木下グループ/単:146位、複:1155位)
錦織圭(ユニクロ/単:205位、複:―)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:338位、複453位)
監督:添田豪
<コロンビア>
ニコラス・メヒア(単:237位、複:394位)
アドリア・ソリアノ・バレラ(単:460位、複:1162位)
ミゲル・トボン(単:1465位、複:2263位)
クリスチャン・ロドリゲス(単:―、複:107位)
ニコラス・バリエントス(単:―、複:53位)
監督:アレハンドロ・ファラ