卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は14日、女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング8位の張本美和（木下グループ）は同1位の孫穎莎（中国）と対戦。2－4で敗れ、決勝進出を逃した。敗れたものの、世界女王相手に奮闘を見せた張本美…
卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は14日、女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング8位の張本美和（木下グループ）は同1位の孫穎莎（中国）と対戦。2－4で敗れ、決勝進出を逃した。
敗れたものの、世界女王相手に奮闘を見せた張本美に対して、孫穎莎が称賛の言葉を述べている。
◆張本美和が明かした孫穎莎相手の分岐点「2－2に追いついたあとに……」 感じた世界女王の底力「1点が遠かったのは悔しい」
■一時は同点に追いつく奮闘ぶり
張本美は序盤からゲームポイントを奪うなど世界女王相手に一歩も引かず。第1、2ゲームともに奪われたなか、第3、4ゲームを接戦の末に奪い返すなど、一時は同点に追いつく奮闘を見せた。
孫穎莎は試合後に「今日の準決勝は本当に興奮したし、ミワは素晴らしいパフォーマンスを見せた」と張本美のプレーを称え、「彼女の総合的な能力と試合に対する理解力が大きく向上した。彼女は大きく進歩しました」と成長ぶりに言及した。
一方で、世界女王のコメントを伝えたWTT公式サイトは同点に追いつかれたあとの孫穎莎に対して、「2ゲームのリードが目の前で消え去るのは、最高のプロでさえショックを受けるが、孫穎莎はそうではなかった」と述べると、「むしろゲームを落としたことで彼女は別のレベルへと進み、第5ゲームでは容赦ないプレーでリードを取り戻した」と圧倒した第5ゲームに触れている。
それでも、張本美が孫穎莎相手に手応えのある戦いを見せたことは確かで、マカオの地で成長の跡を見せつけた。
◆張本美和が明かした孫穎莎相手の分岐点「2－2に追いついたあとに……」 感じた世界女王の底力「1点が遠かったのは悔しい」
