錦織圭、ストレート勝ちで日本がファイナル予選に王手 9月14日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)の第2試合で錦織圭(ユニクロ/世界ランク2…
錦織圭、ストレート勝ちで日本がファイナル予選に王手
9月14日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)の第2試合で錦織圭(ユニクロ/世界ランク205位)は、ニコラス・メヒア(同237位)に6-4、6-4のストレート勝ち。日本が2勝を挙げて、来年のファイナル予選に王手をかけた。
【画像】錦織圭が8年ぶりのデビスカップ勝利!9月14日の日本代表フォトギャラリー
今年2月、ワールドグループ1部残留をかけたプレーオフでレバノンに3勝1敗で勝利した日本は、3年ぶりのファイナル予選出場へコロンビアと対戦。2013年と2015年に対戦して勝利した日本だが、いずれも最終試合までもつれる激闘を演じている。
コロンビアに過去2戦して負けなしの日本の先陣を切ったのは、レバノン戦でもエースとして勝利に貢献した西岡良仁(ミキハウス/同54位)。アドリア・ソリアノ・バレラ(同460位)を6-2、6-4で下し、貴重な1勝をもたらした。
これに続いたのが、国内有観客試合では2018年ジャパン・オープン以来となった錦織。デビスカップには2016年9月のウクライナ戦と8年ぶりとなった。
デビスカップでの戦いに「何が起こるかわからない怖さがある」と語っていた錦織。今季ツアー下部のチャレンジャー大会で優勝しているメヒアに対して、10分以上もつれた第1ゲームこそブレークできなかったが、第3ゲームでリードを奪う。メヒアの粘りもあり、楽な展開とはならなかったが、リードを守り切って第1セットを6-4で先取する。
第2セット以降も競った中で、第5ゲームでリードを奪うと最後まで譲らず。6-4で試合を決め、ストレート勝ちで日本に2勝目をもたらした。
これで日本が来年開催のファイナル予選出場に王手。
<対戦カード>
第1日(9月14日)
第1試合(14時開始):○西岡良仁 6-2 6-4 ●A.ソリアノ・バレラ
第2試合:○錦織圭 6-4 6-4 ●N.メヒア
第2日(9月15日)
第3試合(13時開始予定):錦織/綿貫陽介 vs. N.バリエントス/C.ロドリゲス
第4試合:西岡 vs. メヒア
第5試合:錦織vs. ソリアノ・バレラ
※ルールにより第2日は、試合数ならびに試合形式が変更となる場合あり
<日本>
西岡良仁(ミキハウス/単:54位、複:541位)
ダニエル太郎(エイブル/単:92位、複:861位)
望月慎太郎(木下グループ/単:146位、複:1155位)
錦織圭(ユニクロ/単:205位)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:338位、複453位)
監督:添田豪
<コロンビア>
ニコラス・メヒア(単:237位、複:394位)
アドリア・ソリアノ・バレラ(単:460位、複:1162位)
ミゲル・トボン(単:1465位、複:2263位)
クリスチャン・ロドリゲス(単:―、複:107位)
ニコラス・バリエントス(単:―、複:53位)
監督:アレハンドロ・ファラ