第42回ローズステークス(9月15日/GII・中京芝2000m)は今回と同じ中京開催の2020年には3連単で113万9000円の高配当、過去10年でも3連単の配当は1万円を下回ったことがなく、人気通りの素直な結果にはなりづらい重賞。今年も穴馬台頭に期待が持てる。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「チェレスタ」を取り上げる。

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■チェレスタ

昨年7月の新馬戦で3着に入り、今年4月の未勝利戦で初勝利をマークしたチェレスタ。続く昇級初戦の前々走こそ2着に敗れたものの、前走で1勝クラスを卒業している。

今回が自身初の重賞挑戦となるだけに、格では上位人気勢に見劣るものの、これまで戦ってきた馬が意外にも骨っぽい。まず、初勝利を挙げた3走前の未勝利戦では、のちのオークスで5着に入ったランスオブクイーンを下しており、2走前は来週の神戸新聞杯にスタンバイしているオールセインツから0秒1差。また同レースでは、朝日杯FSで5着だったタガノデュードに先着を果たしている。このように、GI好走馬や素質馬相手に互角以上の走りをしていることから、ここに入っても通用しそうな下地はあると見ていい。

キャリア4戦は福島、阪神、京都、小倉と、すべて異なる競馬場で好走しており、安定感が抜群。初の左回りとなるが、大きく崩れることはないだろう。さらに脚質不問で、どんな展開にも対応できそうなのもいい。人気も手ごろで、一発の可能性を大いに秘めた一頭と言える。

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