西岡良仁、第1試合で日本に白星をもたらす 9月14日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)の第1試合に西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)…

西岡良仁、第1試合で日本に白星をもたらす 9月14日、男子国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループ1部「日本対コロンビア」(東京・有明コロシアム)の第1試合に西岡良仁(ミキハウス/世界ランク54位)が登場。アドリア・ソリアノ・バレラ(同460位)を6-2、6-4のストレートで下し、日本が先勝。第2試合の錦織圭(ユニクロ/同205位)にバトンをつないだ。

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今年2月、ワールドグループ1部残留をかけたプレーオフでレバノンに3勝1敗で勝利した日本は、3年ぶりのファイナル予選出場へコロンビアと対戦。2013年と2015年に対戦して勝利した日本だが、いずれも最終試合までもつれる激闘を演じている。

日本の先陣を切ったのは、レバノン戦でもシングルスで2勝を挙げて勝利に貢献し、エースとしての期待がかかる西岡。全米オープンでは痙攣で途中棄権したものの、前日の記者会見では「大きな問題はない」とし、「デビスカップにかける思いは、責任感も含めて大きくなっている。今回も1番手を任されているので、初戦から1勝目をとっていい形でつないでいきたい」と抱負を述べていた。

その言葉どおり、西岡は初対戦となるソリアノ・バレラとの試合で序盤こそタイミングが合わずにミスが出たものの、徐々にリズムを取り戻して第1セットを6-2で先取する。

第2セットでも西岡は精度の高いショットをライン際に放って順調にサービスキープ。ソリアノ・バレラも威力のあるサーブでチャンスを与えなかったが、第9ゲームでラリー戦に持ち込むと西岡にチャンスが訪れる。2本のブレークポイントを生かして、ブレークに成功した西岡は雄叫び。サービング・フォー・ザ・マッチでもきっちりキープし6-4と勝利を収めて、日本に貴重な1勝をもたらした。

第2試合では、シングルスで錦織がニコラス・メヒア(同237位)と対戦する。

<対戦カード>
第1日(9月14日)
第1試合(14時開始予定):○西岡良仁 6-2 6-4 ●A.ソリアノ・バレラ
第2試合:錦織圭 vs. N.メヒア

第2日(9月15日)
第3試合(13時開始予定):錦織/綿貫陽介 vs. N.バリエントス/C.ロドリゲス

第4試合:西岡 vs. メヒア

第5試合:錦織vs. ソリアノ・バレラ

<日本>
西岡良仁(ミキハウス/単:54位、複:541位)
ダニエル太郎(エイブル/単:92位、複:861位)
望月慎太郎(木下グループ/単:146位、複:1155位)
錦織圭(ユニクロ/単:205位)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ/単:338位、複453位)
監督:添田豪

<コロンビア>
ニコラス・メヒア(単:237位、複:394位)
アドリア・ソリアノ・バレラ(単:460位、複:1162位)
ミゲル・トボン(単:1465位、複:2263位)
クリスチャン・ロドリゲス(単:―、複:107位)
ニコラス・バリエントス(単:―、複:53位)
監督:アレハンドロ・ファラ