第42回ローズステークス(9月15日/GII・中京芝2000m)は今回と同じ中京開催の2020年には3連単で113万9000円の高配当、過去10年でも3連単の配当は1万円を下回ったことがなく、人気通りの素直な結果にはなりづらい重賞。今年も穴馬台頭に期待が持てる。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「オーロラエックス」を取り上げる。

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■オーロラエックス

昨年末にデビューしてから、ここまで2戦2勝。メンバー唯一の無敗馬が、牝馬三冠最終戦・秋華賞の出走権獲りに挑む。新馬戦以来、6カ月ぶりとなった前走は、脚元に不安があることから軽めの調整で臨んだものの、番手から33秒6という驚異的な末脚を繰り出して快勝。逃げ馬を力でねじ伏せるような勝ちっぷりで、見事に2連勝を決めている。

圧倒的な1番人気の支持を集めていた2着ケーブパールとは3/4馬身差、3着モモンウールーには5馬身差をつけ、見た目のインパクトも大。さらに2着馬は、次走でこのクラスをあっさりと突破していることから、決してメンバーレベルに恵まれたものでもなかった。勝ち時計1分44秒4も評価できる。

ひと夏を越し、脚元の不安も解消されたことで、現在はしっかりと負荷を掛けられている。状態は整っており、現状の能力を発揮できるデキにあると言っていい。今回のオッズを見る限り、まだ半信半疑の競馬ファンが多く、馬券の妙味も十分。レガレイラとクイーンズウォークの2強に割って入る資格は十分。超新星の先物買いで好配当を狙う一手だ。

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