卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は10日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング12位の平野美宇(木下グループ)は同6位の陳幸同(中国)と対戦。0ー3のストレートで敗れた。今大会は初戦敗退となった平野が試合後取材に応じ、…

卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」は10日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング12位の平野美宇(木下グループ)は同6位の陳幸同(中国)と対戦。0ー3のストレートで敗れた。

今大会は初戦敗退となった平野が試合後取材に応じ、今後のキャリアについての展望を述べている。

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■目先の目標を見据える

平野は今大会第4シードの陳幸同といきなりのマッチアップとなったなか、第1ゲームを奪われた。第2ゲーム目以降は僅差にもつれ込む時間もあり奮闘を見せたが、ストレートで敗れ大会から姿を消すことになった。試合後は「本当の中国のトップ選手は全然レベルが違った」とその強さを認めた。

平野はパリ五輪からおよそ1カ月が経過したなか現在のモチベーションについて、「来年の世界選手権があるので、そこにまずは出場できるようにアジア選手権を頑張っていきたい」とコメント。来年ドーハで行われる世界卓球を目標に掲げ、予選も兼ねている10月のアジア選手権に照準を定めているとのこと。

3大会連続の出場がかかる4年後のロス五輪については「日本は選考が厳しいので、まだ全然分からない」と前置きしつつ、「目の前の試合を頑張れば見えてくるかもしれない。まずは目の前の試合や1年後のことをやっていきたい」と明かし、「世界ランキングの10位以内であったり、自分に近い目標を探してやっていきたい」と目先の目標を掲げて取り組んでいくとした。

※取材協力:WTT

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