9月9日、B1リーグ西地区の佐賀バルーナーズは、ホームゲーム観戦チケットの不正転売行為を確認し、クラブ内で対応を進めていると…
9月9日、B1リーグ西地区の佐賀バルーナーズは、ホームゲーム観戦チケットの不正転売行為を確認し、クラブ内で対応を進めていると発表した。
Bリーグでは、公式チケットサービス「B.LEAGUEチケット」にリセールサービスを導入しており、公式サービス以外での転売等を禁止しているが、チケット券面金額を超える価格での転売など不正行為が度々発生。シーズン中もリーグや各クラブが不正行為の禁止を呼びかけてきた。
最近では、NBAメンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約に合意した河村勇輝の海外挑戦応援イベント「ウエインズトヨタ神奈川 presents 河村勇輝選手 出港式」のチケットを巡る不正転売者が発生し、主催した横浜ビー・コルセアーズが「購入済みチケットの即時無効化」、「オフィシャルファンクラブからの強制退会」を通告したという事例もあった。
佐賀は2023年1月に新ホームアリーナである「SAGAアリーナ」が完成し、2023-24シーズンにB1初昇格。リーグ屈指の“夢のアリーナ”には連日大観衆が詰めかけ、1試合の平均観客動員数が1339名(2022-23シーズン)から5061名(2023-24シーズン)に急増するなど、一躍人気クラブとなった。
今回、佐賀は対応を進めている段階ではあるが、改めて「禁止行為」と「禁止行為が発覚した場合の対処」を公式サイト上で告知。禁止行為を働いた者に対しては、「該当チケットの権利はく奪」および「クラブ主催試合およびイベントのチケット購入禁止」とすることを明記した。