伊藤美誠、孫穎莎との“同学年対決”実現なるか　ルーマニアの元欧州女王との初陣、準々決勝で現世界1位と対戦の可能性【WTTチャンピオンズマカオ】

卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」が9日から開幕する。今大会は、男女ともに世界ランキング上位選手が出場することもあり注目が集まる。日本からもパリ五輪に出場した有力選手などが名を連ねており、上位進出には期待が高まっている。 ◆平野…

卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024」が9日から開幕する。今大会は、男女ともに世界ランキング上位選手が出場することもあり注目が集まる。

日本からもパリ五輪に出場した有力選手などが名を連ねており、上位進出には期待が高まっている。

■日本勢では張本美に続く第6シード

今大会出場する伊藤美誠（スターツ）は世界ランキング9位で第6シード。日本勢では張本美和（木下グループ）に次ぐ数字であり、上位進出が期待される。

伊藤は1回戦でエリザベタ・サマラ（ルーマニア）との対戦が決定。世界ランキング41位の相手は35歳のベテランで、かつて欧州女王に輝いたこともある。経験のある選手だが、伊藤が優勢であり、勝利して順調なスタートを切りたい。

伊藤は今回準々決勝まで勝ち進むと、同じ山にいる世界ランキング1位の孫穎莎（中国）と対戦の可能性がある。同学年で長年しのぎを削ってきた相手だが、東京五輪からパリにかけては孫穎莎が優位に立ってきている。

世界1位を目標に国際大会への挑戦を続ける伊藤が、マカオで行われるチャンピオンズで現世界1位相手に戦う姿は見られるのか。