テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、ジュニア部門の男子ダブルス決勝が行われ、第1シードの坂本怜/ M・ムルバ(チェコ)組がD・ペタク(チェコ)/ F・トーマス(スイス)組を7-…
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)、ジュニア部門の男子ダブルス決勝が行われ、第1シードの坂本怜/ M・ムルバ(チェコ)組がD・ペタク(チェコ)/ F・トーマス(スイス)組を7-5, 7-6 (7-1)のストレートで破り、優勝を飾った。また、日本男子では史上4人目の四大大会ジュニア ダブルス制覇となった。
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18歳の坂本と17歳のムルバは今大会、1回戦でO・パルダニウス(フィンランド)/ A・チミニ(キプロス)組、2回戦でR・ホダル(スペイン)/ A・サンタマルタ ロイ(スペイン)組、準々決勝でM・ファーザム(アメリカ)/ N・フィリン(アメリカ)組、準決勝で第3シードのH・バーネット(スイス)/ N・ブドコフ ケアー(ノルウェー)組を下し決勝に駒を進めた。
この日の第1セット、第4ゲームで先にブレークに成功した坂本/ムルバ組はゲームカウント5-3とリード。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックを許したものの第12ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セットでは互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。坂本/ムルバ組は3度のミニブレークに成功し1時間16分で勝利した。
坂本にとっては準優勝となった今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来2度目の四大大会ジュニアのダブルス決勝の舞台であったが今回初優勝。
日本男子では2006年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)での錦織圭、2014年の全米オープンでの中川直樹、2018年の全仏オープンでの田島尚輝に次ぐ史上4人目の四大大会ジュニアのダブルス制覇となった。
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