9月6日、ヨルダン・アンマンで開催されている「FIBA U18アジアカップ2024」の準々決勝進出決定戦が行われ、U18男子…
9月6日、ヨルダン・アンマンで開催されている「FIBA U18アジアカップ2024」の準々決勝進出決定戦が行われ、U18男子日本代表(FIBAボーイズランキング30位)は、フィリピン代表(同25位)に85-61で勝利。9大会連続となるベスト8入りを果たした。
アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチが率いる日本は、瀬川琉久(東山高校)、髙田将吾(福岡大学附属大濠高校)、内藤耀悠(レバンガ北海道)、ベネディクト研一郎(St. George’s School)、渡邉伶音(福岡大学附属大濠高校)を先発起用した。
立ち上がりから内藤の連続3ポイントなどで9-3のランと好スタートきった日本。第1クォーター中盤からは一進一退の攻防となったが、同クォーター終了間際に和田拓磨(北陸高校)が連続得点を挙げると、4点リードの23-19で突入した第2クォーターも日本ペース。“飛び級”でU18代表に招集されているチーム最年少15歳の白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中学校)の連続得点や、渡邉の3点プレーなど、要所で好プレーが飛び出し、40-31で試合を折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、渡邉とベネディクトが着実に2ポイントを重ね、千保銀河(開志国際高校)、十返翔里(八王子学園八王子高校)といったベンチスタートだった面々の長距離砲も決まり2桁点差をキープ。14点差で迎えた最終第4クォーターは立ち上がりこそ重かったが、同中盤に菅野陸(山梨学院大学)の3連続得点、十返のダンクで一気に20点差までリードを拡大し勝負あり。ペイント内外で優勢を保った日本が準々決勝へと駒を進めた。
勝利した日本は、渡邉がグループフェーズ初戦から4試合連続2桁得点となる15得点6リバウンドを挙げ、13得点4アシストの瀬川、前半だけで10得点をマークした内藤といった、今大会を通して主軸を担ってきた3選手が2桁得点を挙げる活躍を披露した。
7日に行われる準々決勝は、来年スイスで開催される「FIBA U19ワールドカップ2025」への出場権もかかる重要な一戦。日本は世界への挑戦権獲得を目指し、今大会の出場チームの中で世界ランク最上位のオーストラリア代表(同4位/グループA1位)と対戦する。
■「FIBA U18アジアカップ2024」準々決勝進出決定戦
日本 85-61 フィリピン
JPN|23|17|24|21|=85
PHI|19|12|19|11|=61