錦織圭、世界157位との打ち合いを制して8強入り 現地9月5日、男子テニスのATPツアー下部のAONオープン・チャレンジャー(イタリア・ジェノア/チャレンジャー125)男子シングルス2回戦が行われ、…

錦織圭、世界157位との打ち合いを制して8強入り
現地9月5日、男子テニスのATPツアー下部のAONオープン・チャレンジャー(イタリア・ジェノア/チャレンジャー125)男子シングルス2回戦が行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク222位)は、第7シードのファン・パブロ・バリラス(ペルー/同157位)を6-2、6-3で下し、準々決勝に進んだ。

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8月初旬に行われた「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/ATPマスターズ1000)で世界ランク11位のステファノス・チチパス(ギリシャ)などを破って8強入り。現在開催中の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)には出場できず、ツアー下部のチャレンジャーでプレーすることとなった。

前週行われたコモ・チャレンジャー(イタリア・コモ/チャレンジャー75)では、1回戦をストレートで勝ち上がると、2回戦では元世界16位のニコロズ・バシラシビリ(ジョージア)が第2セット途中で棄権し8強入り。しかし、準々決勝前に棄権することを決断した。

今大会では1回戦で予選から勝ち上がったマシュー・デラベドバ(オーストラリア/同386位)を6-4、6-4で下して、2週連続で初戦突破。第7シードのバリラスとの2回戦を迎えた。

第1セット、錦織は第1ゲームで確実にリターンを返していくと、鋭いショットを放ってラブゲームでブレークに成功。その後もドロップショット、ネットへの仕掛けでリードを広げる。バリラスもキレのあるショットで応戦するも、錦織は我慢強く戦い、デュースが続く勝負所を抑えて6-2で第1セットを取りきった。

第2セットでも幸先よく第1ゲームでブレークに成功した錦織は、その後もレベルを落とすことなくバリラスを攻め続けてリードを広げた。第8ゲームではバリラスに1つ返されたものの、第9ゲームでこのセット3度目のブレーク。6-3とストレート勝ちを収めた。

準々決勝では第3シードのジャウメ・ムナール(スペイン/同84位)と予選勝者のキリアン・フェルドバウシュ(スイス/同445位)と対戦する。