夏の甲子園大会を振り返る…準優勝した関東一のアルプスに注目 第106回全国高校野球選手権大会は、京都国際の初優勝で幕を閉じた。球児のプレーはもちろん、アルプススタンドで行われる応援も高校野球の醍醐味の一つ。惜しくも準優勝に終わった東東京代表…

夏の甲子園大会を振り返る…準優勝した関東一のアルプスに注目

 第106回全国高校野球選手権大会は、京都国際の初優勝で幕を閉じた。球児のプレーはもちろん、アルプススタンドで行われる応援も高校野球の醍醐味の一つ。惜しくも準優勝に終わった東東京代表の関東一は、OBの奏でる高音トランペットが毎試合話題となった。

 吹奏楽も強豪の関東一アルプスでは、毎試合OBが演奏に駆けつけた。中でも「必殺仕事人」の前奏をソロで吹いた際には、響き渡る高音に内野席のファンや、テレビで観戦するファンも注目した。

 明徳義塾(高知)との3回戦では、両校のアルプスから高音のトランペットが響き、ネット上では「いや、関東第一のトランペット本当にヤベェ人いる。このハイトーン絶対ヤバい1人だろ、全員じゃない」「両校のトランペットうますぎる」「プロの人かな?」「明徳義塾のアルプス一万尺のトランペットすげえ」「座奏では絶対に聴けないトランペットのハイトーン」と“場外戦”も話題となった。

 準々決勝の東海大相模戦では0-0の7回、「必殺仕事人」を演奏した直後に4番の高橋徹平内野手(3年)が先制ソロを放った。以降も準決勝、決勝と必殺仕事人が演奏されるたびにSNSが盛り上がっていた。

 今大会はほかにも独特のダンスを踊る滋賀学園や、大応援団の大社(島根)、校名に合わせ「にしたんクリニック」を演奏した西日本短大付属(福岡)などのアルプスが話題となった。(Full-Count編集部)