最終ラウンドで比嘉を攻め立てた武居。(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext 9月3日に東京・…

最終ラウンドで比嘉を攻め立てた武居。(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
9月3日に東京・有明アリーナで実施されたダブル世界戦興行のセミファイナルでWBOバンタム級王者の武居由樹(大橋)が、元世界WBCフライ級王者の比嘉大吾(志成)と対戦。判定(3-0)で王座防衛を果たした。
【動画】英紙が愕然としたスパー風景! 井上尚弥の破壊力抜群の左フックを見る
序盤からアッパーやジャブなど互いに打ち合う、駆け引き続きの攻防となった。
初回こそ出方を伺う展開となったが、徐々に“経験豊富”な挑戦者が牙を向く。4回に挑戦者の比嘉が左右のフックを中心とした絶妙なコンビネーションを繰り出すと、ジャブの差し合いでも王者を凌駕する。
一方で打たれながらも着実に反攻の一打を繰り出していた武居もアッパーで応戦。押し込まれても崩れなかった王者だったが、9回途中から右目の腫れが悪化。敵陣営から「左見えてないぞ」と声が飛び、一気呵成に攻める比嘉の猛攻に何とか耐え続けた。
しかし、11回途中に王者がついに崩れる。攻め続けていた比嘉が繰り出したオーバーハンドのフックが武居の右耳の裏に直撃。これでリングに倒れ、ダウン判定となった。
ハードパンチャー同士の刺激的な日本人対決に有明アリーナも熱を帯びていく。そのなかで出血しながらリングに立ち続けた両雄ともに終盤までスタミナは尽きずに打ち合い続け、あっという間に最終12回の終了を告げるゴングが鳴った。
判定に委ねられた勝負の結果は、武居が勝利。初防衛に成功した王者は、試合後のフラッシュインタビューで「すいません。自分の中では、この勝利に納得できてません」と悔しさを隠さなかった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「自分はドヘニーの実力を軽くみてない」――楽勝ムードを一掃した怪物の言葉 「絶対王者」だからこそ井上尚弥に求められるモノ
【関連記事】井上尚弥が漏らした“マッチメークの綾” ドヘニー戦が「必ず面白くなる」と語った理由「やってきたボクシングと性格を考えれば――」
【関連記事】米『ESPN』が“怪物”井上尚弥を激賞! 「未来のスター25人」に選出「イノウエは31歳にして史上最高の選手」