パリ五輪の陸上男子1600メートルリレーで6位に入賞した作新学院大学出身の佐藤風雅選手(ミズノ)が8月31日、宇都宮市内で講演し、小中学生に大舞台の体験などを語った。 佐藤選手はパリ五輪の400メートルと1600メートルリレーに出場した。…

 パリ五輪の陸上男子1600メートルリレーで6位に入賞した作新学院大学出身の佐藤風雅選手(ミズノ)が8月31日、宇都宮市内で講演し、小中学生に大舞台の体験などを語った。

 佐藤選手はパリ五輪の400メートルと1600メートルリレーに出場した。リレーでは日本チームの第3走者として力走し、2分58秒33のアジア新記録にも貢献した。

 佐藤選手は、将来の活躍が期待されるジュニア選手を認定する式典のなかで、「TEAM JAPAN」のウェアを着て登場。「400メートルは気持ちが高ぶってしまって失敗。リレーは反省を生かして、冷静に走ることを心がけた」とパリ五輪を振り返った。

 さらに4年後のロサンゼルス五輪にも言及。「個人種目で決勝をめざし、リレーでメダル獲得に向けて頑張りたい」と抱負を語った。(津布楽洋一)