先発全員の17安打で19得点、3投手でノーノー継投■日本 19ー0 香港(2日・天母)「第13回 BFA U18アジア選手権」が2日に台湾で開幕し、侍ジャパンU-18日本代表は天母野球場で行われた香港代表戦に19-0で5回コールド勝ちを収め…

先発全員の17安打で19得点、3投手でノーノー継投

■日本 19ー0 香港(2日・天母)

「第13回 BFA U18アジア選手権」が2日に台湾で開幕し、侍ジャパンU-18日本代表は天母野球場で行われた香港代表戦に19-0で5回コールド勝ちを収めた。打線は先発全員17安打、投げては3投手によるノーノー継投。若き侍たちが実力を発揮し、5回コールドでオープニングラウンド(グループB)初戦に大勝した。

 侍打線が止まらなかった。初回、1番の大阪桐蔭、境亮陽外野手(3年)が右前打で出塁。これを手始めに打者10人の猛攻で一挙7点を挙げた。

 2回には花咲徳栄の石塚裕惺内野手(3年)の左翼線三塁打などで4得点。さらに、3回に3連打が飛び出し3点、4回にも4安打で5点を挙げた。最後まで勢いは止まらず、17安打。先発全員安打を記録した。4番を務めた花咲徳栄の石塚裕惺内野手(3年)、5番の大阪桐蔭・徳丸快晴外野手(3年)が3安打4打点と気を吐いた。

 投げては広陵の高尾響投手(3年)が2回を4奪三振。3回は東海大相模の藤田琉生投手(3年)が3者三振。4、5回は興南の田崎颯士投手(3年)が無安打に封じた。3投手で3つの四球と1つの振り逃げで走者を出しただけ。計12三振を奪って、ノーノー継投となった。

 第11回大会(2016年)以来、2大会ぶり6度目の頂点に2大会ぶり6度目のアジア選手権優勝へ、幸先良いスタートを切った侍U-18代表。3日はスリランカ、4日はフィリピンとの試合が予定されている。(Full-Count編集部)