ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(27)を巡り、PSVの動きが続くようだ。 ボルシアMGで3年目を迎えた板倉。今季もここまでの公式戦2試合にいずれも先発とチーム内で信頼揺るがずだが、先日にエールディビジ王者のPSVが移籍金1250万ユーロ…

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(27)を巡り、PSVの動きが続くようだ。

ボルシアMGで3年目を迎えた板倉。今季もここまでの公式戦2試合にいずれも先発とチーム内で信頼揺るがずだが、先日にエールディビジ王者のPSVが移籍金1250万ユーロ(約20億円)のオファーを出したが、ボルシアMGが6月30日まで有効だった契約解除条項の1500万ユーロ(約24億円)にも満たずとして拒否したと報じられる。

そうして今夏マーケットが閉幕目前に迫るが、ドイツ『ビルト』によると、PSVが条件を良くして再打診。ボルシアMGが求める1500万ユーロにプラスしてボーナスもつけ、改めてオファーを出したという。ボーナスの条件はチームのタイトルや、チャンピオンズリーグ(CL)での成績に応じるものとみられる。

また、スポーツディレクター(SD)のローランド・ヴィルクス氏は「関心があるのは事実。コウのような選手は多くのクラブを刺激する。だが、我々はDFを手放したいわけではなく、新たなDFを獲得したいと思っている」と話す。

一方で、「ある程度の金額に達したら、我々のようなクラブは常に当事者と対応しないといけない。それは至って普通のこと。あらゆるシナリオに対して事前に準備しておくのが重要だ」とも述べている。

決断が注目される板倉はというと、「クラブ(PSV)は板倉サイドから“ポジティブなシグナル”を受け取っている」と綴られ、CL出場を望み、この移籍に好意的とされる。時期的に駆け込み移籍となるが、フローニンヘン以来のオランダ復帰となるのだろうか。