■日本勢の注目競技は【陸上】 2008年北京大会から5大会連続出場となる39歳、中西麻耶が走り幅跳びで悲願のメダル獲得なるか。400メートルユニバーサルリレーは初採用だった東京大会で銅メダル。立位の辻沙絵や車いすの生馬知季ら障害の異なる男女…

■日本勢の注目競技は

【陸上】

 2008年北京大会から5大会連続出場となる39歳、中西麻耶が走り幅跳びで悲願のメダル獲得なるか。400メートルユニバーサルリレーは初採用だった東京大会で銅メダル。立位の辻沙絵や車いすの生馬知季ら障害の異なる男女2人ずつがチームを組んで初優勝をめざす。

▼女子走り幅跳び(義足・機能障害T64)=8月31日

▼400メートルユニバーサルリレー予選、決勝=9月6日

【競泳】

 21年東京大会の男子100メートルバタフライで金メダルに輝いた木村敬一、銀メダルの富田宇宙がパリで再び頂点を争う。富田は男子400メートル自由形でも2大会連続メダルの期待がかかる。

▼男子400メートル自由形(視覚障害S11)決勝=8月30日

▼男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)予選、決勝=9月6日

【ボッチャ】

 男子個人(脳性まひBC2)では、杉村英孝が2連覇(東京大会は男女混合)に挑む。男女混合(脳性まひ)で実施されるチーム戦にも出場し、初優勝を目標に掲げる。

▼男子個人(脳性まひBC2)1次リーグ=8月29日~、決勝=9月1日

▼混合チーム(脳性まひ)1次リーグ=9月3日、決勝=9月5日

【ゴールボール】

 東京大会銅メダルの女子は、12年ロンドン大会以来の優勝を狙う。前回5位の男子は、いまだ手にしていないメダル獲得が目標となる。

▼女子1次リーグ=8月29日~、決勝=9月5日

▼男子1次リーグ=8月29日~、決勝=9月5日

【柔道】

 パラリンピックでは今大会から全盲(J1)と弱視(J2)のクラスに分かれて実施。東京大会の男子66キロ級銅メダリストで今大会は73キロ級に出場する瀬戸勇次郎、16年リオデジャネイロ大会で女子57キロ級銅メダルの広瀬順子は、いずれも優勝候補に挙げられる。

▼男子73キロ級(弱視)=9月6日

▼女子57キロ級(弱視)=9月6日

【車いすラグビー】

 リオ大会から2大会続けて銅メダルを獲得し、パリでは初の金メダルをめざす。昨夏に就任した岸光太郎監督の采配にも注目だ。

▼1次リーグ=8月29日~、決勝=9月2日

【車いすテニス】

 4大大会のタイトルを持つ男女のエースがパラリンピックの栄冠を勝ち取れるか。上地結衣は女子シングルスでリオ大会銅メダル、東京大会銀メダル。小田凱人(ときと)は初出場での優勝を狙う。

▼女子シングルス1回戦=8月31日~、決勝=9月6日

▼男子シングルス1回戦=8月30日~、決勝=9月7日