「全米オープン」(8月28日〜9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、今大会注目のデニス・シャポバロフ(カナダ)は、第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。6-7(2)、6-7(4)、…

「全米オープン」(8月28日〜9月10日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、今大会注目のデニス・シャポバロフ(カナダ)は、第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。6-7(2)、6-7(4)、6-7(3)と3セット連続のタイブレークに敗れ、ベスト8進出を逃した。試合時間は2時間54分。

今大会快進撃を見せたシャポバロフはまだ18歳。昨年は全米ジュニアに出場し、ジュニアチャンピオンとなっていた。事前インタビューでシャポバロフは「今シーズン、モントリオールでの逆転勝利の経験が自分を成長させてくれた」と語っていた。◇   ◇   ◇

試合は今大会屈指の接戦となったが、シャポバロフは相手の強靭な精神力と、自身の大事な場面でのわずかなミスに泣く結果となった。

シャポバロフは力強さだけではなく、柔らかいテクニックを併せ持つうまさ。さらに片手バックハンドによるウィナーも見せて終始攻め続けた。対するカレーニョ ブスタは、大事な局面でのシャポバロフに対するプレッシャーを強め、戦術のうまさを見せた。

流れは行ったり来たりの展開となり3セット連続のタイブレーク、最後はカレーニョ ブスタの精神力と安定感が勝る結果となった。

カレーニョ ブスタは今大会のベスト8に一番乗り。5回戦で、ルカ・プイユ(フランス)対ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)戦の勝者と、ベスト4をかけて対戦する。(テニスデイリー/ワウコム)

※写真は「全米オープン」4回戦で、カレーニョ ブスタに敗れベスト8入りは逃したシャポバロフ。カレーニョ ブスタとお互いの健闘を称え合った。

NEW YORK, NY - SEPTEMBER 03: Pablo Carreno Busta of Spain (L) shakes hands with Denis Shapovalov of Canada after defeating him in their fourth round match on Day Seven of the 2017 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 3, 2017 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)