阪神・井上がプロ通算82打席目で待望の初本塁打■DeNA 3ー2 阪神(28日・横浜) 阪神の井上広大外野手が、28日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦でプロ5年目にして初アーチを放った。31試合連続クオリティスタート(QS=6回自責点3…

阪神・井上がプロ通算82打席目で待望の初本塁打

■DeNA 3ー2 阪神(28日・横浜)

 阪神の井上広大外野手が、28日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦でプロ5年目にして初アーチを放った。31試合連続クオリティスタート(QS=6回自責点3以下)中の東克樹投手から放った一発に、ファンは「ノーステップであの打球速度と飛距離はバケモン」「未来の和製大砲、井上広大」と歓喜だ。

 1-2の6回1死。井上は初球の高めカットボールを完璧に振り抜いた。美しい弧を描いた打球は、長い滞空時間を経て左翼席中段まで達した。難攻不落の左腕を追い詰める同点弾に、23歳の笑顔がはじけた。

 2019年ドラフト2位で入団。昨季は2軍でチームトップの11本塁打を放ち、長距離砲として飛躍への足がかりをつくった。そしてこの日、「5番・左翼」で先発出場すると、プロ通算82打席目に待望の瞬間が待っていた。

「DAZN」公式X(旧ツイッター)が「虎の未来 右打者Ver.」として映像を公開すると、「弾丸ライナーで、スタンド一直線」「ノーステップでこの打球は草」「美しい放物線」「クリーンナップ打てる逸材だと見込んでます!」といったコメントが集まった。(Full-Count編集部)