9月1日に新潟競馬場で第60回新潟記念(GIII、芝2000m)が行われる。今年は七夕賞覇者のレッドラディエンス、同2着…
9月1日に新潟競馬場で第60回新潟記念(GIII、芝2000m)が行われる。
今年は七夕賞覇者のレッドラディエンス、同2着キングズパレスがシリーズチャンピオンを狙って参戦。また、マーメイドSを制したアリスヴェリテに、同2着のエーデルブルーメ、桜花賞、オークスともに3着のライトバックら牝馬も多数集結。
ここでは過去10年のデータから「配当傾向」を分析して、レース傾向および“儲かる買い方”をジャッジする。
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■1人気が不振傾向
過去10年、1番人気が【2.2.0.6】連対率は40.0%をマークするが、2019年から5年連続で馬券外に飛んでおり、10着、10着、13着、5着、7着と近年は大不振。一方、2番人気が【4.0.1.5】で近5年では【3.0.1.1】と好調。3番人気は【0.2.2.6】で勝利こそないが近5年では【0.2.1.2】と、馬券外2頭も掲示板内に来ており、大崩れなく善戦中。1番人気に代わって2番人気と3番人気が台頭する形となっている。
1番人気のうち、関東馬は【1.1.0.5】勝率14.3%、複勝率28.6%で回収値は単勝25、複勝41だが、関西馬は【1.1.0.1】勝率33.3%、複勝率66.7%、回収値は単勝153、複勝130と、後者に妙味がある。全体で見ると、関東馬は【4.6.2.67】、関西馬は【6.4.8.72】。連対数は同じだが、勝ち馬、好走馬の数は関西馬優勢。近年では西高東低はなくなってきてはいるものの、栗東からの新潟輸送のほうが比較的有利とも言われており、関東馬の1番人気は疑ってかかって見てもいいかもしれない。
1~3番人気が揃って馬券外に飛んだ年は10回中1回のみ、連対を外したのも2回のみで、軸は人気サイドから1頭選ぶのが賢明だろう。人気上位に想定されるライトバックとレッドラディエンスは関西馬。ライトバックは結果が出ていない牝馬という点が懸念されるが、過去10年で3歳牝馬の出走はなし。3歳馬自体の成績は悪くなく、素直に評価してよさそうだ。
■好走馬の半数は6人気以下の穴馬
一方で、6~9番人気の伏兵は2勝2着5回3着2回。10番人気以下も2勝、3着4回と多数好走しており、2018年には最低人気で単勝116.9倍のショウナンバッハが3着するなど波乱含みだ。10番人気以下の大穴も、どちらかというと関西馬優勢で【1.0.3.35】となっている。ジューンアヲニヨシやゴールドプリンセスを3列目に置いて波乱を期待しても。
単勝の平均配当は1147円で、1番人気が不振なことに加えて混戦になりやすいため、4桁配当が3回、5.0~9.0倍ついたのは5回。伏兵の台頭もあることから、相手抜けの可能性を鑑みて「単勝」勝負もあり。
馬連の平均配当は6677円、万馬券は2回、10~20倍台は5回となっている。馬単は1万4021円で万馬券が3回発生。馬連平均の倍以上の金額ではあるが、2倍以上ついた年は3回のみなので、馬単よりも「馬連」に張った方がベター。
3連複の平均配当は3万6222円で万馬券にならなかった年が2回のみ。3連単は19万9563円で、6桁配当が当たり前。2年前は10人気→9人気→3人気の決着で3連複9万1350円、3連単70万9120円の高額配当となった。1~3番人気の中から軸をピックアップしやすいことを考えると、手広く夢を見ていいレースだろう。
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◆著者プロフィール
シャト美(しゃとみ) 馬とお酒をこよなく愛する競馬女子。シャト美の由来は、強さと美しさを兼ね備えた名馬タイキシャトルより。馬券は無駄な買い目を削ぎ落とし、少点数の馬連、馬単、ワイドがメイン。現在はUMAJIN内『競馬サロン』にて予想コラム、『SPREAD』では、シビアに馬券と向き合う「高配当メソッド」を執筆中。