J1のアビスパ福岡は、アカデミーであるU-18チームから来季2人が昇格すると発表した。そのうちひとりはオリンピック選手…

 J1のアビスパ福岡は、アカデミーであるU-18チームから来季2人が昇格すると発表した。そのうちひとりはオリンピック選手の弟とあり、ファンが一気に期待を高めている。

 福岡は、好循環に入ったと言っていい。かつてはJ1に昇格するものの、1年でのJ2降格を余儀なくされており、5年に一度J1を戦うというサイクルが繰り返されていたが、今季で4シーズン連続して国内最高峰の舞台に立ち続けている。

 トップチームに負けじと頑張っているのが、アカデミーだ。Jリーグで、さらに世界で通用する選手を育てようと、選手もスタッフも懸命に汗を流し続けている。

 かつては鈴木惇氏、最近なら現在はイングランドのアーセナルでプレーする冨安健洋が著名なOBと言えるが、その系譜に続く可能性を秘めた2人の若手の来季トップチーム昇格が発表された。

 ひとりは、前田一翔。すでに昨季のルヴァンカップで2試合に出場しており、将来を嘱望されているFWだ。

 もうひとりが、サニブラウン・アブデル・ハナン。前田と2トップを組んでおり、トップチームでもコンビでの活躍が期待される。

 2人の昇格がクラブのSNSで発表されると、すぐにファンがざわついた。期待をさらに高める要素があったからだ。

 サニブラウンの名に、ピンとくる人も多かったはずだ。サニブラウンと言えば、今夏のパリ五輪でも活躍した陸上競技のサニブラウン・アブデル・ハキームが思い浮かぶ。事実、この2人は兄弟なのだ。

 ハナンが福岡U-18に加わる際には、陸上競技の専門誌がWEBでも記事にしていた。注目はプレッシャーにもなり得たはずだが、それをはねのけてプロ入りの道を自ら切り開いた。

■「期待しかないな」

 2人の昇格のニュースには、「プロの世界でも2トップ組んで ベススタで暴れまくってくれ!!」「来年必ず2人のユニ買います」「将来この2人がアビスパの前線を支えてくれるようになってたらいいなあ」などと、クラブの未来を楽しみにするコメントが並んだ。それと同じくらい、サニブラウンの名に反応する声も多かった。

「おお! サニブラウンの弟くん来たかーー!」
「弟スゲー!」
「めっちゃ足速そうだ!」
「これは楽しみ逸材」
「期待しかないな」

 福岡はJ1第28節を終えた時点で7位と、接戦が続いているものの良い位置につけている。この状態をキープ、あるいは上昇させていければ、期待の若手をJ1の舞台で見られる日も遠くはなさそうだ。

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