<ラグビーテストマッチ・アサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ(PNC):日本55-28カナダ>◇25日(日本時間26日)◇1次リーグB組◇第1戦◇バンクーバーラグビー日本代表(世界ランク14位)がカナダ(同21位)に55-…

<ラグビーテストマッチ・アサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ(PNC):日本55-28カナダ>◇25日(日本時間26日)◇1次リーグB組◇第1戦◇バンクーバー

ラグビー日本代表(世界ランク14位)がカナダ(同21位)に55-28で勝利した。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)は1月の就任後、テストマッチ4戦目での初勝利を喜びつつ、課題を挙げた。

5トライを奪った前半は「我々が目指しているラグビーがうまくできていた。フィジカル面も見せられたし、ボールを動かし続けることもうまくできていた」と納得した。

一方で、3トライ3ゴールを許した後半は「プレーの精度が落ちてしまった」と反省。「若いチームにありがちな点とも言える」と前置きしつつ「どうしても前のめりになりすぎてしまうシーンが多かった。ボールのコントロールがうまくできないシーンが、特に後半に多く見られた」と振り返った。

旗印の「超速ラグビー」の体現という点でも「前半は集団的なスピードでうまくプレーができていた。後半は少し右肩下がりになって、停滞していた印象」。今後の課題として「これを80分間やり続けることが目標。しばらくは80分間続けることは難しい部分が出てきてしまうかもしれない。プレーヤーごとの関係性を綿密なものにして、連携を深めないといけない」とした。