「ラグビー・パシフィックネーションズカップ1次リーグ、日本代表55-28カナダ代表」(25日、バンクーバー) B組のラグビー日本代表(世界ランキング14位)は、カナダ代表(21位)に快勝。9年ぶりに復帰した新生エディージャパンのテストマッ…

 「ラグビー・パシフィックネーションズカップ1次リーグ、日本代表55-28カナダ代表」(25日、バンクーバー)

 B組のラグビー日本代表(世界ランキング14位)は、カナダ代表(21位)に快勝。9年ぶりに復帰した新生エディージャパンのテストマッチ4試合目で、待望の初勝利を飾った。

 日本は前半から試合の主導権を握る。4分にSO李のパスを受け取ったWTBマロ・ツイタマが相手をかわして先制のトライ。7分にはロックのワーナー・ディアンズのトライで加点した。その後も優位に試合を進め、前半だけで5トライを奪い38-7と一方的な展開で折り返した。

 後半開始3分にも李のトライでリードを広げる。ただ、その後はミスやペナルティーが目立つようになり、失点を重ねた。それでも68分にWTBジョネ・ナイカブラのトライで再び突き放し、ラストプレーでもCTB長田がインターセプトから自らのトライで締めた。

 FB矢崎(早大)ら若手を積極的に起用し、6~7月のイングランド、ジョージア、イタリアとのテストマッチで3連敗だった新生エディージャパン。結果が出ずに不安視する声もあがったが、旗印「超速ラグビー」をぶれずに遂行し続けて勝利を収め、27年W杯へ確かな一歩を刻んだ。