リーグ・アン第2節、リヨンvsモナコが24日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、アウェイのモナコが0-2で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は86分までプレーした。 南野のオープニングゴールで昇格組サンテチェンヌを1-0で破り、開幕…

リーグ・アン第2節、リヨンvsモナコが24日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、アウェイのモナコが0-2で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は86分までプレーした。

南野のオープニングゴールで昇格組サンテチェンヌを1-0で破り、開幕白星スタートに成功したモナコ。名門リヨンを相手に連勝を狙った。南野は[4-2-3-1]のトップ下でエンボロと共に前線に入った。

立ち上がりはボールの主導権を握ったモナコが攻勢を仕掛け、ベン・セギルやカマラといった選手が積極的に足を振っていく。

だが、時間の経過と共にホームのリヨンもラカゼットが前線で起点を作りながら、ウイングや中盤の選手が背後を狙って幾度かいい形を作り出す。

拮抗した前半半ば過ぎには南野にビッグチャンス。30分、ボックス中央でエンボロが足元に収めようとしたこぼれ球に反応してうまく前を向いてすかさず左足シュート。だが、ここは相手GKペッリに驚異的な反応で触られてボールは右ポストを叩いた。

南野の決定機を含めアウェイのモナコペースで進んだものの、試合はゴールレスで後半に突入。前半からボールを引き出してチャンスメークに絡む南野は後半もエンボロらにチャンスボールを供給していくが、味方が決め切れない。

それでも、65分にモナコはボックス右で足元にボールを受けたアクリウシュが果敢な仕掛けから中央のベン・セギルにマイナスのパスを通すと、ベン・セギルがDF2枚の間を抜く見事な右足シュートをゴール左隅に流し込み、先制に成功した。

さらに、ホームチームがリスクを冒して前に出てくると、80分には鮮やかなカウンターから投入されたばかりのワタラが左サイド深くから正確なグラウンダークロスを供給。これをゴール前のカマラが冷静にワンタッチで流し込み、トドメの2点目を奪った。

その後、試合終盤には南野とザカリアを下げて守備的な交代カードを切ったモナコは殊勲のカマラが後半アディショナルタイムに続けてイエローカードをもらって退場となるアクシデントに見舞われたが、このリードを最後まで守り切った。

この結果、敵地で難敵撃破のモナコは開幕2連勝を飾った。

リヨン 0-2 モナコ

【モナコ】

エリーズ・ベン・セギル(後20)

ラミーヌ・カマラ(後35)