西武・佐藤龍への死球をめぐり■西武 3ー2 楽天(24日・ベルーナドーム) 24日ベルーナドームで行われた西武-楽天で乱闘寸前の騒ぎがあった。西武・佐藤龍世内野手への死球をめぐり、渡辺久信監督代行が激怒。楽天の今江敏晃監督に詰め寄るシーンが…

西武・佐藤龍への死球をめぐり

■西武 3ー2 楽天(24日・ベルーナドーム)

 24日ベルーナドームで行われた西武-楽天で乱闘寸前の騒ぎがあった。西武・佐藤龍世内野手への死球をめぐり、渡辺久信監督代行が激怒。楽天の今江敏晃監督に詰め寄るシーンがあった。

 西武が3-2でリードした8回に、先頭打者の佐藤龍は楽天・酒居知史投手が投じた145キロが左肘付近に直撃した。佐藤龍は前日にも同カードで左膝付近に死球を受け、途中交代しており、この日の出場の可否が心配されていた。

 2日連続での死球を受けた佐藤龍は怒りを滲ませるような表情で一塁へ。その後、渡辺監督代行が怒りを滲ませてグラウンドへ。右手人差し指を楽天バッテリーに向けながらマウンド方向へ。両軍ベンチが飛び出一触即発の雰囲気となった。

 渡辺監督代行は、自身をなだめようとする今江監督に対しても鬼の形相で何かを言い続けた。最終的には選手たコーチらに引き離されるようにベンチへ戻ったが、乱闘寸前の騒ぎに球場は騒然となった。

 死球を受けた佐藤龍は代走が送られて交代となった。(Full-Count編集部)