【キーンランドC／前日オッズ】エトヴプレに「0.0.1.3」凡走の可能性浮上　妙味を求めるなら“外枠の年長馬”

JRAは24日、第19回キーンランドC（GIII、芝1200m）の前日最終オッズを発表した。昨年覇者のナムラクレア（牝5、栗東・長谷川浩大厩舎）が単勝2.5倍で1番人気、函館スプリントSを制しD.レーン騎手が手綱を取るサトノレーヴ（牡5、美…

JRAは24日、第19回キーンランドC（GIII、芝1200m）の前日最終オッズを発表した。

昨年覇者のナムラクレア（牝5、栗東・長谷川浩大厩舎）が単勝2.5倍で1番人気、函館スプリントSを制しD.レーン騎手が手綱を取るサトノレーヴ（牡5、美浦・堀宣行厩舎）が単勝3.5倍で2番人気。

以下、エトヴプレ（牝3、栗東・藤岡健一厩舎）が単勝9.1倍で3番人気、モリノドリーム（牝5、美浦・鹿戸雄一厩舎）が単勝13.1倍で4番人気、ビッグシーザー（牡4、栗東・西園正都厩舎）が単勝13.6倍で5番人気。

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■伏兵なら年長馬に軍配

過去10年、1番人気が【3.2.1.4】、2番人気が【1.4.1.4】といずれも連対率50.0％、複勝率60.0％をマークする。1番人気が単勝オッズ2倍台の際は【2.1.1.2】。ナムラクレアは昨年同様、単勝2倍台の1番人気に推されており、1枠は懸念材料だが実績を考慮すれば大崩れはないだろう。

1、2番人気揃って馬券内は10回中3回、うちワンツー決着は2回のみだが、1番人気が2倍台だった6回中3回において、前述の結果となっている。今年は2番人気のサトノレーヴも好走してくるパターンになるかもしれず、馬券は工夫が必要そう。

3番人気も【2.0.2.6】とまずまずだが、単勝7.0倍以上の際は【0.0.1.3】と物足りない。サトノレーヴとエトヴプレのオッズには差があり、エトヴプレ凡走の可能性は頭に入れておきたい。

2桁人気馬は【1.0.0.63】で、ルメール騎手が騎乗していた2017年12番人気エポワスの勝利だけ。12番人気と言っても単勝オッズは21.2倍。勝ち馬は単勝29.9倍まで、馬券圏内は単勝34.9倍までとなっている。

4～9番人気で単勝34.9倍までのゾーン【3.4.6.47】のうち、好走馬が多いのは4～8枠に入った馬で【3.4.4.30】。穴人気の3歳馬は【0.1.0.7】と微妙で、4、5着までの結果が多い。妙味を求めるなら、【3.3.4.23】複勝率30.3％、複勝回収値152を記録する、4歳以上の年長馬だ。今年ならゾンニッヒとビッグシーザーを上位に取りたい。

馬連は（2）ナムラクレア－（10）サトノレーヴが4.0倍、3連複は（2）ナムラクレア－（4）モリノドリーム－（10）サトノレーヴが11.3倍、3連単は（2）ナムラクレア→（10）サトノレーヴ→（4）モリノドリームが36.6倍で1番人気。ナムラクレアが絡まない3連単は（10）サトノレーヴ→（4）モリノドリーム→（9）エトヴプレの組み合わせで186.6倍となっている。