第19回キーンランドカップ(25日/GIII、札幌芝1200m)は過去10年で馬単、3連複の平均配当が1万円オーバー、3連単は10万1237円と荒れ模様。一筋縄ではいかないレースだけに、今年も穴馬台頭の可能性がある。 本記事では「穴馬をアナ…

第19回キーンランドカップ(25日/GIII、札幌芝1200m)は過去10年で馬単、3連複の平均配当が1万円オーバー、3連単は10万1237円と荒れ模様。一筋縄ではいかないレースだけに、今年も穴馬台頭の可能性がある。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「プルパレイ」を取り上げる。

◆【キーンランドカップ2024予想/穴馬アナライズvol.1】好相性の鞍上と「展開利」で浮上するもう1頭の快速牝馬 単勝オッズ”2桁”想定の伏兵

■プルパレイ

デビュー当時はマイル前後を使われ、3歳春にはGIII・ファルコンSで重賞初制覇。その後のさらなる飛躍が期待されたが、以降はフタ桁着順が続くなど、長らく苦戦が続いていた。しかし、今年4月のモルガナイトS(7着)で、1年ぶりにスプリント戦を使れて闘志が戻ったか、同じく6ハロン戦の次走・鞍馬Sで10番人気ながら2着に好走。前々走のしらかばSで3着、前走のUHB賞では約2年半ぶりの勝利を挙げるなど、1200mで復調をアピールしている。

今年に入ってスプリント戦績は【1.1.1.1】と、馬券内率「7割超」。久々の勝利となった前走では、昨年の函館スプリント女王キミワクイーンや、オープン3戦連続2着のカンティーユなど骨っぽいメンバーを相手に、内枠スタートから経済コースを通り、先行早め抜け出しで完勝。着差以上に強い内容で、今回と同舞台で白星を掴んだことは評価したい。

中1週となるものの、この中間は初タッグを組む佐々木大輔を背に、札幌芝コースで素軽い動きを披露。タイトなローテの3戦目だが、疲れた様子はなく、状態は高いレベルで安定している。指揮官が望むように、前走と同じく内枠もゲット。復調を果たして行き脚がつくようになっており、覚醒した今なら台頭があっていい。

◆【キーンランドカップ2024予想/穴馬アナライズvol.2】開催後半の洋芝はドンピシャの舞台 末脚一閃に警戒、前日”6人気”以下の刺客

◆【キーンランドカップ2024予想】大口投票パトロール ナムラクレアに複勝“50万円”か 上位人気3頭に高額集中

◆【キーンランドカップ2024予想/データ攻略】想定10人気以下に驚愕の「507」 “もしかしたら勝ちまで”と思える陣営の本気度