20歳以下世代の世界トップ12か国・地域が集まる「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」への昇格を目指し、U20日本代表が着実に前進してる。 ウルグアイで開催中の下部大会、「ワールドラグビー U20トロフィー 2017」に参戦してい…

 20歳以下世代の世界トップ12か国・地域が集まる「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」への昇格を目指し、U20日本代表が着実に前進してる。
 ウルグアイで開催中の下部大会、「ワールドラグビー U20トロフィー 2017」に参戦しているU20日本代表は、現地時間9月2日にモンテビデオのエスタディオ・チャルーアでU20カナダ代表と対戦し、50-12で快勝。プールAで2勝0敗(勝点9)となった。

 序盤から敵陣深くに入った日本は、PR安昌豪がピック&ゴーでインゴールにねじ込み先制した。
 カナダの反撃に耐えると、19分にはスクラムでペナルティトライを獲得。
 23分にはパワープレーで取り切り、28分にはモールから持ち出したFL佐々木剛がインゴールに押さえ、28-0で折り返した。

 日本は後半早々、SO眞野泰地キャプテンの果敢なランで勢いづき、左サイドを細かくつないでFLファウルア・マキシがゴールへ駆けた。
 その後、カナダにインターセプトされ失点したが、52分(後半12分)にはゴール前スクラムで優勢となったあと、近場を攻めてFLマキシがフィニッシュ。
 終盤にはWTB古賀由教のスピードランから2トライが生まれ、快勝で、4日後のプール最終戦に弾みをつけた。

 U20日本代表は現地時間6日、決勝進出をかけて、同じくプールAで2勝0敗のU20ナミビア代表(勝点10)と対戦する。

 なお、優勝争いで日本のライバルになると目されていたU20フィジー代表は、プールBの2戦目で開催国のU20ウルグアイ代表に3-34と敗れ同組3位に後退し、決勝進出は厳しくなった。