今年最後のグランドスラム、全米オープンのシングルス予選 現地8月21日、今年最後のグランドスラムである「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の男女シングルス予選2回戦が行われ、男子では望月慎太郎…
今年最後のグランドスラム、全米オープンのシングルス予選
現地8月21日、今年最後のグランドスラムである「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の男女シングルス予選2回戦が行われ、男子では望月慎太郎(木下グループ/世界ランク155位)、女子では日比野菜緒(ブラス/女子同157位)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/女子同218位)が、本戦出場に王手をかけた。
【動画】望月慎太郎、日比野菜緒らが本戦入りに王手!予選2回戦ハイライト
19日から22日まで行われる全米オープン予選。3試合を勝ち抜けば本戦の出場権を手にすることができる。
予選3日目となった21日、2度目の全米オープン挑戦となった望月は、予選2回戦で第22シードのロマン・アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン/同124位)と対戦。ブレーク合戦となった第1セットを6-3で取り切ると、第2セットは計2度のブレークに成功して6-2。ストレート勝ちを収めて、同大会で初めて予選決勝に進んだ。本戦の切符をかけて予選決勝では、ラドゥ・アルボット(モルドバ/同152位)と対戦する。
女子では、3年連続で予選からの出場となった日比野が、元世界ランク10位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス/女子同232位)に6-4、3-6、6-4のフルセットで下して、2021年大会以来の本戦入りまであと1勝とした。予選決勝ではジャン・スジョン(韓国/女子同239位)と対戦する。
また、シングルスではグランドスラム初挑戦となった柴原が、予選2回戦でフランチェスカ・ジョーンズ(イギリス/女子同192位)と対戦。6-4、4-1となったところで相手が棄権し、本戦入りに王手をかけた。予選決勝ではアリアン・ハルトノ(オランダ/女子同149位)と対戦する。
なお、予選第4シードの本玉真唯(安藤証券/女子同110位)は、予選2回戦でデスタニー・アイアバ(オーストラリア/女子同180位)に3-6、4-6で敗れている。
日本人男子では西岡良仁(ミキハウス/同51位)、ダニエル太郎(エイブル/同88位)が、日本人女子では内島萌夏(安藤証券/女子同63位)、ワイルドカード(主催者推薦)を得た大坂なおみ(フリー/女子同85位)が本戦からの出場となっている。