男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第6シードのA・ルブレフを4-6, 7-5, 6-4の逆転で破り、初のベスト4進…

男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第6シードのA・ルブレフを4-6, 7-5, 6-4の逆転で破り、初のベスト4進出を果たした。
>>シナーらシンシナティOP組合せ<<
>>シフィオンテクらシンシナティOP組合せ<<
世界ランク1位のシナーは16日に23歳に。23歳となって迎えた初戦は前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)準々決勝で屈したルブレフとの1週間ぶりの再戦となった。
強い風の吹くなか行われたこの試合の第1セット、ファーストサービスの入る確率が48パーセントと苦しんだシナーは2度のブレークを許し先行される。それでも第2セットでは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。ルブレフのブレークを1度に抑え、セットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、シナーは2度のブレークを奪われるもリターンゲームではそれを上回る3度のブレークに成功。両者合わせて16度のブレーク合戦となった試合を制し、苦しみながらも2時間26分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには前週のリベンジを果たしたシナーのコメントが掲載されている。
「今日は、精神的な強さが必要だった。風が強くて、とてもタフなコンディションだった。第1セットは彼(ルブレフ)の出だしがとても良く、僕はベストのテニスができなかった。チャンスを待ったんだ。準決勝に進出できてとてもうれしいよ」
準決勝では第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第12シードのB・シェルトン(アメリカ)のどちらかと対戦する。

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