全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は16日、和歌山市でセーリング(ヨット)が行われた。学校対抗にあたる男子コンバインドでは霞ヶ浦(茨城)が4連覇を果たした。セーリング420級でも同校は、男子の重松陽選手、本多剛選手ペアが優勝し、…

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は16日、和歌山市でセーリング(ヨット)が行われた。学校対抗にあたる男子コンバインドでは霞ヶ浦(茨城)が4連覇を果たした。セーリング420級でも同校は、男子の重松陽選手、本多剛選手ペアが優勝し、女子の鈴木しおん選手、実松莉歩選手ペアが準優勝した。

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 霞ヶ浦は、男子420級で重松陽選手(3年)と本多剛選手(2年)ペアが7レース中3レースで1位を獲得するなどして優勝した。かじ取りを担う「スキッパー」の重松選手は「ペアの本多と話し合い、風をうまく読めた」と振り返った。

 同級では、酒巻佑成主将(3年)、池田航介選手(2年)のペアも5位に入り、霞ヶ浦は学校対抗の男子コンバインドで4連覇を達成した。

 酒巻主将は「コンバインドで優勝できたのはうれしいが、霞ヶ浦で1、2位を取ることを目指していたので、悔しい気持ちが強い」と語った。