菊池が新天地で快投を続けている(C)Getty Images  今夏のトレード市場で、ブルージェイズからアストロズへ移籍した菊池雄星。現地時間8月13日、敵地でのレイズ戦で先発し、今季6勝目をマークした。移籍後、3度の…

 

菊池が新天地で快投を続けている(C)Getty Images

 

 今夏のトレード市場で、ブルージェイズからアストロズへ移籍した菊池雄星。現地時間8月13日、敵地でのレイズ戦で先発し、今季6勝目をマークした。移籍後、3度の登板ですでに2勝を挙げており、プレーオフ進出を目指すチームの期待に応える活躍を続けている。

【動画】アストロズの菊池雄星がレイズ打線を三者連続三振! 新天地で凄みを増す左腕のピッチングを見る

 

「常勝軍団」の一員となった直後より結果を残している菊池は、すでに地元メディアからも高い評価を得ているようだ。テキサス州ヒューストンの日刊紙『CHRON』では直近でのレイズ戦のピッチングをレポートしながら、日本人左腕を「新しいエースとして台頭」とパフォーマンスを称えている。

 同メディアは、「現在MLB6年目のユウセイ・キクチは、火曜日のレイズ戦に3-2で勝利し、アストロズ入り後、3試合連続で好投をみせた。このサウスポーは5回2/3を1失点に抑え、5つの三振を奪った」と振り返った。

 その上で、「火曜の夜は、ミニッツメイド・パークでレイズ相手に11奪三振を記録したキクチのヒューストンでのデビュー戦ほど、まばゆいパフォーマンスではなかった」と移籍後初先発時の内容と比較しながらも、今回の登板について「中身をみればもっと印象的だ。キクチは火曜日、92球を投げて10回の空振りを誘い、12回のストライク。2回以降は外野へのヒットを許さなかった」と評している。

 さらに、「アストロズは才能ある投手のキクチを獲得し、トロントからの移籍後、彼の投球を改良した。そして即座にその成果は出た」と指摘。加入後での活躍ぶりを強調する。

 また同メディアは夏場を迎え、フラムバー・バルデス、スペンサー・アリゲッティなど他の先発投手も好調を維持しているとして、「かつては生命維持装置につながれていたローテーションが、適切な時期に調子を取り戻しつつある」と見込んでおり、「現在のところ、ALプレーオフを争うチームの中で、これ以上の先発投手陣を揃えるチームはないだろう」と論じている。

 新天地でも先発ローテーションの一角として、チームに貢献する菊池。ピッチングのクオリティを高めながら、自身の役割を果たし続けている。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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