全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は13日、新たにセーリング(ヨット)が始まり、福岡、佐賀、大分、和歌山の4県で、ハンドボール、柔道、ボクシングの計4競技が行われた。ハンドボール女子で昭和学院が2年ぶりの優勝を飾った。決勝の激闘…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は13日、新たにセーリング(ヨット)が始まり、福岡、佐賀、大分、和歌山の4県で、ハンドボール、柔道、ボクシングの計4競技が行われた。ハンドボール女子で昭和学院が2年ぶりの優勝を飾った。
決勝の激闘と優勝の歓喜を写真で…インハイ「ハンドボール」特集>>
「ホッとした」。ハンドボール女子決勝で試合終了のブザーが鳴り響くと、2年ぶり2度目の総体制覇を決めた昭和学院の加藤真央主将(3年)は、素直にそう感じていた。
決勝の相手は、昨年の総体、今年の選抜大会とそれぞれ決勝で敗れた因縁の相手、白梅学園(東京)。先制点を奪われて一進一退の攻防が続いたが、前半終盤に5連続得点でリードを奪った。後半に1点差まで詰め寄られたものの、猛追を逃げ切った。
準優勝だった選抜の反省を生かし、どの位置からでもシュートを狙えるように、攻撃パターンを増やして臨んだ。相手に警戒されることも念頭に置き、「裏の裏をかく攻撃」を意識した。
試合後、雪辱を果たせたことについて「うれしい。チーム全員で勝ち取った勝利」と笑顔で振り返った。