2年生右腕・森陽樹は7回113球を投げ2失点 第106回全国高校野球選手権大会は14日に大会第8日が行われ、第2試合で大阪桐蔭が小松大谷(石川)に0-3で敗れた。甲子園歴代最多の通算70勝を誇る西谷浩一監督が率いる名門が2回戦で姿を消し、6…

2年生右腕・森陽樹は7回113球を投げ2失点

 第106回全国高校野球選手権大会は14日に大会第8日が行われ、第2試合で大阪桐蔭が小松大谷(石川)に0-3で敗れた。甲子園歴代最多の通算70勝を誇る西谷浩一監督が率いる名門が2回戦で姿を消し、6度目の夏制覇とはならなかった。

 初回からスコアボードにゼロが並んだ。大阪桐蔭打線は3回に、2死三塁の好機を作るも、4番の徳丸快晴外野手(3年)が右飛に倒れ無得点に終わった。先発の2年生右腕、森陽樹投手が6回まで4安打8奪三振の好投で、お互い6回まで無得点だった。

 しかし7回に2本の安打と守備の乱れの間に1点を献上。さらに3番・田西称内野手(2年)に適時打を許し0-2。8回にも1点を追加された。

 大阪桐蔭は初戦で興南(沖縄)に5-0で勝利。西谷浩一監督は甲子園通算勝利数を70とし、歴代最多を更新していた。

 小松大谷は、西川大智投手(3年)が最後までマウンドを守って92球5安打完封勝ち。1回戦で今春の九州王者である明豊(大分)を8-4で破り甲子園初勝利をあげており、またしても強豪を撃破して初の3回戦に駒を進めた。(Full-Count編集部)