「パリ2024オリンピック」の女子卓球シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した早田ひなが13日、自身のインスタグラムを更新。共に団体戦を戦った平野美宇、張本美和、そして、リザーブとしてチームに貢献した木原美悠への感謝をつづった。◆早田ひな、…

「パリ2024オリンピック」の女子卓球シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した早田ひなが13日、自身のインスタグラムを更新。共に団体戦を戦った平野美宇、張本美和、そして、リザーブとしてチームに貢献した木原美悠への感謝をつづった。

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■団体戦で共に戦った平野、張本美に感謝

早田は13日、「今回一緒に団体戦を戦ってくれたひらみう、美和ありがとう 3年間の選考レースを経てあの舞台に3人で立てたことを誇りに思います」と記し、感謝のメッセージを贈った。その上で「最後の最後まで怪我で足を引っ張ってしまって頼りなくてごめんなさい」と腕のケガについて触れるとともに、「2人のお陰で決勝までコートに立ち続けることができ、最後勝ち切ることは出来なかったですが凄く幸せでした こんな私を受け入れてくれて、付いてきてくれてありがとう」と改めて感謝した。

早田は腕に痛み止めを打ち、テーピングで固めた状態でシングルスの3位決定戦に臨み、銅メダルを獲得。「腕の怪我をして生活すればするほど自分の手の痛みに苦しめられ、1人になると自然と涙が出てきてしまうほど追い込まれていました」とも明かしていた。

■リザーブ・木原にも「4人で頑張ったと思ってもらいたかった」と心から感謝

早田はリザーブとして帯同した木原についても言及。「そして美悠様 リザーブという1番難しい立場を最後まで明るく楽しそうにやりきっててすごいなと思いました」などと心境をつづり、「痛みがあり練習メニューが限られてしまったりなかなか思うように練習出来ない私を最後まで勇気づけてくれて自信を持たせてくれてほんとに感謝しています」と感謝を記した。

「『美悠、誕生日にひなちゃんの銅メダル見たいねん』って言われた時は正直不安しかなかったけど結果で恩返しできてメダルを見せることができて良かったです」と3位決定戦前の知られざる舞台裏も明かした。

負傷を抱えて臨んだ団体戦についても「団体戦に入ってからも2人と一緒にメダルを取って絶対に4人でメダルをかけて写真を撮る!って決めてたのでそれを実行できて本当に良かったし、その気持ちがあったからこそどんな治療にも耐えられました」とリザーブである木原の存在が大きな支えになっていたことも記している。

早田は2021年の東京五輪にリザーブとして選出され、当時足を痛めて満身創痍だった親友・伊藤美誠らのサポートに徹してチームを支えた。

早田は「リザーブという立場は裏で1番動かなきゃいけないですし選手が誰か棄権になった時のために自分の練習もしなきゃいけない、本当に難しい立場です。でもメダルを貰えるのは3人だけ、おめでとうと言われるのも3人だけです」と厳しいリザーブの立場を明かし、「出場する選手は当たり前に頑張っていますがリザーブはそれ以上に朝から夜まで頑張っていると思います。だからこそ木原選手も認めてもらいたかったし4人で頑張ったと思ってもらいたかったです。美悠様にとって素敵なオリンピックになってたらいいなと思います 本当にありがとう」と木原のサポートに心からの感謝をつづった。

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