FC町田ゼルビアは14日、日本代表DF中山雄太(27)の完全移籍加入を発表した。 左利きで左サイドバックやセンターバックだけでなく、ボランチもこなせる中山。柏レイソルのアカデミー出身で、2015年からトップチームに正式昇格し、2017年の…

FC町田ゼルビアは14日、日本代表DF中山雄太(27)の完全移籍加入を発表した。

左利きで左サイドバックやセンターバックだけでなく、ボランチもこなせる中山。柏レイソルのアカデミー出身で、2015年からトップチームに正式昇格し、2017年のJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝いた。

欧州に活躍の場を移したのは2019年冬のズヴォレ移籍からで、2022年夏からハダースフィールド・タウンへ。だが、同年11月に右アキレス腱断裂の大ケガを負って1年目を棒に振り、昨季で契約満了となっていた。

右アキレス腱断裂の大ケガで2022年のカタール・ワールドカップ出場も叶わなかったが、代表では2019年6月のデビューから、ここまで22キャップ。東京オリンピックではキャプテンも務め、中心選手だった。

J1初挑戦ながら、今も首位を走り続ける町田は先日、日本代表MF相馬勇紀を獲得したばかり。その相馬に続いて現役の代表選手を射止めた格好だ。

オランダとイングランド2部での欧州経験を経て、Jリーグ復帰となる中山はクラブの公式サイトで決意の言葉を綴った。

「この度、FC町田ゼルビアに加入する事になりました。優勝するためにここに来た事、今の自分にとって何が必要かを考えた末に決断してきました。FC町田ゼルビアに関わる全ての方々と共に勝利だけを目指してやっていきます。新たな歴史を刻むために日々精進して参りますのでよろしくお願いします。天空の城 野津田でお会い出来ることを楽しみにしております」